2010/03/12 00:00
2月の寒い夜、きわめて多様性のある群衆がBLACK EYED PEASを観るために会場を埋め尽くしていた。しかし、バンドが登場する前、元気に飛び跳ねるボサボサ髪のフランス人が操るDJブースが床からせり上がってきた。最初はまごついていた観客だが、音楽が始まるやいなや踊り出した。ブースの後ろで狂ったように飛び跳ねている男が、ポップ・ラジオでいくつもの大ヒットを生んでいるDAVID GUETTAなのだ。
GUETTAはPEASの最大のヒット「I GOTTA FEELING」のパフォーマンスにも参加した。彼が共作しプロデュースしたこの曲はBILLBOARDのホット100で10週間首位をキープし、去年の夏から今もなおトップ20に入っている。
公演後、GUETTAはミッドタウンのクラブで朝までDJを務めた。PEASのメンバーも訪れ、WILL.I.AMはラップも披露した。
「エキサイティングな夜だったよ。最初のパートではフーチャリスティックでクレイジーなエレクトロニック・ヒップホップ・ビートをやり、それからWILLに言ったのさ、『今度は君がやってくれ、そしたら僕はクラバーのためにプレイできるから』って」
ダンス・ミュージックがこれほどアメリカのポップ・チャートに食い込んだのは70年以来のことだ。PEASからLADY GAGA、JASON DERULO、TAIO
CRUZまでが大活躍し、GUETTAやJ.R.ROTEM、REDONEがプロデューサーとして人気を集めている。KANYE WESTやFLO RIDAのようなヒップホップ・アーティストもディスコ・サウンドを大いに取り入れている。
「でもね、以前からアメリカで仕事をしていたんだけど、よく『DAVID、ここはアメリカなんだ。君のアルバムが他の国で売れているのと同じように売れると思ったら大間違いだよ。DJカルチャーはここじゃダメなんだ』って言われたよ」
「だから『君をショーに招待していいかな?』ってその夜の僕のショーに連れて行ったんだ。そこにはすでに11万人もの人がいたよ。『これでもアメリカにはDJカルチャーがないって言うのかい?』って感じだったよ」
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