ビルボードが来週水曜（10月3日）朝に発表する全米アルバム・チャート“Billboard 200”で、マムフォード＆サンズのセカンド・アルバム『バベル』が1位になることが濃厚となった。

　9月25日にリリースされた同アルバムの、集計日最後の日曜（9月30日）までに予測されるセールスは60万枚。文句なしのNo.1獲得となりそうだ。60万枚という数字は、ニールセン・サウンドスキャン調べによると初登場1位を記録したジャスティン・ビーバー『ビリーヴ』の週間37万4000枚を軽く上回る数字で、今年最高の週間セールス記録となる。また、ロック・アルバムとしては、2008年に78万4000枚を記録したAC/DCの『ブラック・アイス』に次ぐビッグ・セールスとなりそうだ。

　マーカス、ウィンストン、ベン、テッドの4人によるイギリス・ロンドン出身のロック・バンド、マムフォード＆サンズ。2009年のデビュー・アルバム『サイ・ノー・モア』は全米だけで250万枚を売上げ、アルバム・チャートで最高2位にランクイン。また、『バベル』からのリード・シングル「アイ・ウィル・ウェイト」は、8月に“Hot 100”で23位、オルタナティブ・チャートで2位を記録している。

　なお、マムフォード＆サンズに続く順位は、グリーン・デイの3部作第1弾『ウノ！』が15万枚の予測で2位に。3位は12万5000枚が見込まれるノー・ダウトの『プッシュ・アンド・ショウヴ』、4位は10万枚と見られるルーペ・フィアスコの『フード・アンド・リカー2』という予想だ。