2019/03/04
シンガーソングライター半崎美子が3月1日、同月末で閉校となる北海道共和高等学校「卒業式」でサプライズコンサートを行い、最後の卒業生6名に歌のエールを贈った。
半崎自身が立ち上げたプロジェクト「半崎美子が、あなたの学校へ歌いに行きます!2019年春 ~旅立ち」には100校以上の学校が応募。今回のコンサートは同プロジェクト実施校第3弾として開催された。
3月末に閉校となる北海道共和高等学校では、学校は無くなっても、生徒たち、同窓生の心に残り、心の故郷として残り続けて欲しいという願いを込め、「希望の桜」と名付けられた桜の記念植樹が行われており、半崎美子が同名の楽曲を歌っていることを知った教頭がぜひ、最後の卒業式で歌ってほしいと応募。今回のコンサートが実現したそうだ。
登場するや記念植樹と同名の楽曲「希望の桜」を弾き語りで披露した半崎美子。「(卒業生の)皆さんの言葉から出ていたように、やっぱり最後に残る気持ちは、感謝の気持ちなんだと感じました。今日卒業を迎えるにあたって、最後に残った、その感謝の気持ち。人は生きて行けば生きて行くほど、感謝の根っこが深く伸びて行くんだと思います。何かを乗り越えた時も、最後に残る気持ちは、感謝の気持ちなんだと思います。今日は、皆さんに「感謝の根」という曲をお届けします。」と語ると、続いて「感謝の根」を歌った。
なお、卒業生の生徒代表は「半崎さんの曲をよく聴いていたので、今日は生で歌声が聴けて嬉しかったです。「希望の桜」や「感謝の根」の歌詞は、今後、自分たちが生活して行く上で、とても大事なものになると思うので、大切にして行きたいです。」と話した。
「半﨑美子が、あなたの学校へ歌いに行きます!2019年春 ~旅立ち」への応募は既に終了しているが、プロジェクト実施校はまだまだ増える予定だという。
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