2019/02/06
スウェーデン出身のプロデューサー/鍵盤奏者、ラスマス・フェイバーが率いる、アニメ・ジャズ・カヴァー・プロジェクト、プラチナ・ジャズ・オーケストラが、2月5日にビルボードライブ大阪で公演を行った。
客電が落ち、まずピアノ、ベース、ドラムのトリオに、男性ボーカリスト、ニクラス・ガブリエルソンが登場し、一曲目「Blue Dream」で幕が開けた。新曲として披露されたこの楽曲は、アニメ『聖闘士星矢』の主題歌でJazzyなお洒落アレンジ。その後、白いジャケット姿のラスマス、ホーンセクションメンバーがステージに登場すると会場からは再び拍手と歓声が起こる。続いて誰もが耳馴染みのある「銀河鉄道999」(劇場版「銀河鉄道999」より)、「はじめてのチュウ」(「キテレツ大百科」より)をスローバラードで披露し、ラスマスが「今夜は僕たちのライブに来てくれてありがとう!今夜も楽しんでね」と語ると、ここから女性ヴォーカルのエミリー・マクイーワンを迎え、新曲「One More Time, One More Chace」などを歌い上げる。エミリーからニクラスに代わり、ラテンアレンジ楽曲ではフロアーに下りお客様の目の前で情熱的に歌声を披露、中盤には、ニクラスとエミリーとの美しいデュエットも聞かせてくれた。
2009年の始動から10周年のアニバーサリー記念公演。誰もが口ずさめる定番ソングからマニアックな楽曲まで新旧バラエティに富んだラインナップで綴る日本アニメソングに、洒脱なジャズ・アレンジを施すマリアージュに観客もどんどん引き込まれ、世代を超え楽しめるステージとなった。
なお、東京公演は明日2月7日から2日間に渡って行われる。東京のステージではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、ぜひ楽しみにしていただきたい。
Photo by Kenju Uyama
◎公演情報
【プラチナ・ジャズ・オーケストラ presented by ラスマス・フェイバー】
ビルボードライブ大阪
2019年2月5日(火)※終了
ビルボードライブ東京
2019年2月7日(木)~8日(金)
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