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2010/03/08 00:00

オールスター参加のソロ・デビュー作発表

元GUNS N’ ROSES、VELVET REVOLVERのメンバーであるSLASHは大抵のミュージシャンよりも、「バンド・ドラマ」と呼ばれるものをよく知っている。

「そいつはロックンロールにつきものなんだ」と44歳のギタリストは笑いながら言う。「すごく不安定な世界だからね。オレはもう慣れっこさ。だけど、同時にそのおかげで何をやってのけるのもえらく厄介になるんだ」

何かをやってのけるというのが、4/6にアメリカではSLASH自身のDIK HAYDレコーディングスから発表されるセルフ・タイトルのソロ・デビュー作を作るそもそもの動機だった。

「去年のVELVET REVOLVERのツアーのあと、『オレは自分だけで何かをやる必要がある』って気分になったんだよ」とSLASH’S SNAKEPITとも2枚のアルバムを出している彼は言う。「ときどき自分で方向性を決めてなんだろうとやりたいことをやりたくなるんだ。他の誰かの好みに合わせたりせずにね」

アルバムに収められた13曲はOZZY OSBOURNE、CHRIS CORNELL、KID ROCK、IAN ASTBURY、IGGY
POPなどさまざまなゲスト・ボーカリストとのコラボレーションになっている。SLASHによるとオールスター参加というのは単純な思いつきだったという。「自分が崇拝し、アルバムに入ってくれたら素晴らしいだろうと思ういろんな人を集めたかっただけさ。オレ自身もそういうことを他の人たちのレコードでずっとやってきているんだからね」

「NOTHING TO SAY」に参加したAVENGED SEVENFOLDのフロントマン、M.SHADOWSいわく「いろんなことにトライしてるけど、やっぱりこれはSLASHのひとり舞台だね。このギター・プレイは明らかに彼のもの。それがすべてをしっかりとまとめているんだ」

「GOTTEN」に参加したMAROON 5のADAM LEVINEは「彼はGUNSにいたときでさえMICHAEL JACKSONのアルバムでプレイすることを恐れなかった。そういう音楽に対する姿勢が大好きなんだ」と語る。

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