2019/01/25
2019年3月15日より全国公開となる映画『まく子』の予告篇が公開された(https://youtu.be/CxRXgcGbqFg)。
西加奈子が第152回直木賞(『サラバ!』)受賞後、一作目として書き下ろした小説『まく子』。児童小説では異例の累計55,000部の売り上げを記録し、幅広い世代から愛される西の世界観を、本映画では見事に感動作として昇華させた。思春期を生きるひなびた温泉街の旅館の息子サトシの葛藤と、美しい少女ココズエとのせつない初恋を軸に、家族を愛しつつも浮気をしてしまう父親、それを知りながら明るくふるまう母親、道ならぬ恋をする若い女性、訳ありの親子など、小さな町のどこか不器用な人々を映し出す。
小学5年生の主人公・サトシを『真夏の方程式』(2013)で福山雅治演じる湯川と心を通わせる少年役だった山崎光が演じ、思春期の揺らぎを見事に表現。謎の転入生・コズエを演じるのは、圧倒的な美しさを放つ新星・新音(にのん)。そして、旅館を切り盛りするサトシの母・明美役に、ドラマ『半分、青い。』に出演し話題の女優・須藤理彩、女好きなダメな父親だけれど、息子の成長を陰ながら見つめ背中を押す父・光一役を草なぎ剛が演じ、色気を漂わせ新境地をみせる。
監督は、初長編映画『くじらのまち』がPFFアワード2012にてグランプリ&ジェムストーン賞をW受賞し、第63回ベルリン国際映画祭をはじめ各国の映画祭で上映され国内外問わず高く評価された鶴岡慧子が務める。
高橋優が書き下ろした主題歌「若気の至り」が流れる予告篇映像には、主人公サトシと美少女コズエとの出会い、淡い恋心、そしてサトシを見守る家族、小さな町の不器用な大人たちが温かく映し出されている。
※草なぎ剛の「なぎ」は弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記
※山崎光の「さき」はたつさきが正式表記
◎公開情報
『まく子』
2019年3月15日(金)テアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:山崎 光、新音、須藤理彩/草なぎ 剛
原作:「まく子」西加奈子(福音館書店 刊)
監督・脚本:鶴岡慧子
主題歌:高橋 優「若気の至り」(ワーナーミュージックジャパン/unBORDE)
(C)2019「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)
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