2019/01/08
2019年1月7日付(集計期間:2018年12月24日~12月30日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、星野源の最新作『POP VIRUS』が2週連続となる総合首位を獲得した。
2018年12月19日にリリースされ、初週281,039枚を売り上げた『POP VIRUS』は、2週目の集計となった当週、42,252枚を売り上げてCDセールス2位をマーク。累計は32万枚を突破した。また、初週26,733DLを記録したダウンロードは、今回9,457DLで1位をキープ。ルックアップも同じく1位を維持して、当週は計2冠の成績となり総合アルバムを制することになった。12月31日が集計開始日の次週チャートには、年末年始のプロモーションが大きく影響するはずなので、着実にメディア露出を重ねていた星野源が、このまま3連覇達成を成し遂げる可能性も高く、引き続きそのチャート・アクションが注目される。
TWICEが2018年9月にリリースしたフルアルバム『BDZ』は、12月26日にリパッケージCDが発売され、週間売上39,816枚を記録、CDセールス3位をマークした。総合順位は2位となり、前週の52位から大きなジャンプアップとなっている。
2018年9月に解散したものの、12月31日の年越しライブ【ジャニーズカウントダウン 2018-2019】で一夜限りの復活を果たしたタッキー&翼が、12月26日にベスト・アルバム『Thanks Two you』をリリース。初週売上42,406枚と、星野源『POP VIRUS』とは僅差の枚数差でCDセールス1位となった本作だが、ルックアップは47位と伸び悩み、総合では3位に落ち着いた形だ。
異例の大ヒットを記録し、2018年を代表する作品の一つとなった映画『ボヘミアン・ラプソディ』。そのサウンドトラックも相変わらず売れていて、発売から11週目となった当週、CDセールスは17,638枚で5位、ダウンロードは5,468DLで2位、ルックアップは8位と、全指標で上位をマークしており、総合順位は前週から1ランクダウンに留まり4位、7週連続となるトップ5入りを達成した。現地時間2019年1月6日に発表されたゴールデングローブ賞で、同映画はドラマ部門の<作品賞>と<男優賞>の2冠となっており、世界中でいまだクイーン旋風が巻き起こっていることが窺える。
映画のサウンドトラックで言えば、監督をブラッドリー・クーパー、主演をブラッドリー・クーパーとレディー・ガガが務めた映画『アリー/ スター誕生』が12月21日に日本公開を迎え、やはりそのサウンドトラック作品にも注目が集まっている。11月7日に日本盤が発売された本作は、映画の話題も後押しして、前週27位から当週14位に浮上。ダウンロードでは6位にまで食い込んだ。映画×音楽の相乗効果によって生まれるヒットのパターンは、『グレイテスト・ショーマン』や『ボヘミアン・ラプソディ』などの前例が証明しているので、こちらも同様の波に乗ることができるか、映画とサウンドトラックの両面から動向を観察する必要があるだろう。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『POP VIRUS』星野源
2位『BDZ』TWICE
3位『Thanks Two you』タッキー&翼
4位『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』クイーン
5位『Hologram AS USUAL』KEY
6位『ALL TIME BEST 1998-2018』コブクロ
7位『Life is going on and on』MISIA
8位『BOOTLEG』米津玄師
9位『クイーン・ジュエルズ』クイーン
10位『New Chapter #2:The Truth of Love』東方神起
11位『ANTI ANTI GENERATION』RADWIMPS
12位『THANX!!!!!!! Neo Best of DA PUMP』DA PUMP
13位『グレイテスト・ヒッツ』クイーン
14位『アリー/スター誕生 サウンドトラック』レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー
15位『刀剣乱舞-ONLINE-近侍曲集 其ノ二』(ゲーム・ミュージック)
16位『アンコール』back number
17位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム スペシャルユニットドラマCD 那月・蘭丸・瑛一』四ノ宮那月(谷山紀章),黒崎蘭丸(鈴木達央),鳳瑛一(緑川光)
18位『Love Collection 2~pink~』西野カナ
19位『Love Collection 2~mint~』西野カナ
20位『Tank-top Festival in JAPAN』ヤバイTシャツ屋さん
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