2018/12/12
2018年12月28日よりドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガをンス』が全国ロードショーとなるが、音楽史を変えたパンクムーブメントを生み出すまでの秘話が明かされる若きヴィヴィアンの秘蔵映像が公開された(https://youtu.be/qeK5kIr1xyA)。
英国カルチャーのトップの座に君臨しながら、77歳にして生涯現役を誓う、生きる伝説ヴィヴィアン・ウエストウッド。その名が初めて世界にとどろいたのは、1970年代。当時のパートナー(二度目の夫)、マルコム・マクラーレンとともにロンドンのキングスロードからパンクムーブメントを起こした。
挑発的なメッセージTシャツに安全ピン、チェーンや鋲を多用した装飾、攻撃的なヘアメイクなど、ヴィヴィアンが創るパンクスタイルは時代の象徴となる。マルコムがプロデュースしたバンド、セックス・ピストルズも、過激さゆえに放送禁止になり、それゆえにヒットチャートの上位に輝いた。その結果、彼女は「パンクの女王」と異名をとる。
彼女は「私達はパンクの生みの親。マネージャー稼業のマルコムはNYから帰国すると新しいロックバンドを作った。メンバーはバイトに来てたグレンと店の常連客よ。ジョニー・ロットンは社会現象になったわ。でも彼は過去の栄光にまだ酔っているのよ。もういい都市なのに。とにかく、私のお気に入りの店は“ワールズ・エンド”パンク時代にデザインした服を今も売ってるの。服のデザインには物語と個性が必要なの。人々はその物語に触れると、あの時代にノスタルジアを感じるからよ。私の作る服には多くの意味が込められ、いつも自己表現と深く結びついているの。そう歩き、どう話し、どう人を引き付けるか、だから私の服はどの時代にも合うのよ」と当時を振り返り語っている。
◎公開情報
映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』
2018年12月28日(金)角川シネマ有楽町、新宿バルト9他全国ロードショー
監督:ローナ・タッカー
出演:ヴィヴィアン・ウエストウッド、アンドレアス・クロンターラー、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル他
2018/イギリス/英語/カラー/5.1ch/ビスタ/84分/字幕翻訳:古田由紀子
後援:ブリティッシュ・カウンシル
配給:KADOKAWA
(C)Dogwoof
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