2018/11/20
フリー・エージェントになってから約1か月のタイミングで、テイラー・スウィフトがユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)と新たなグローバル契約を締結したことを発表した。米国内ではUMGのレーベル、リパブリック・レコード(RR)と提携する。
2018年11月19日にテイラーは自身のインスタグラムに、UMGの会長兼最高経営責任者であるルシアン・グレインジとRRの最高経営責任者モンティ・リップマンと一緒に写っている写真を投稿し、「私の音楽的ホームがリパブリック・レコードとユニバーサル・ミュージック・グループになったと発表することができて有頂天になっている。サー・ルシアン・グレインジとモンティ・リップマンは長年素晴らしいパートナーであり続けている。彼らとUMGのチームが今後私のレーベル・ファミリーになることにとても感激している。そして今後制作される原盤の権利をすべて自分で所有できることにも心を躍らせている」と綴った。
これでテイラーは2006年からのレーベルだったビッグ・マシーンを去ることになったが、わだかまりはないことを強調している。彼女は、「14歳だった自分を信じてくれて、今後もずっととても誇りに思う仕事を10年以上も指導してくれた(ビッグ・マシーンの創立者)スコット・ボーチェッタに心から感謝している」とインスタグラムに投稿した。
自分の原盤権を所有することが今回の契約の大きなポイントだったことを明かした彼女だが、米音楽業界全体の将来について先見性のあるレーベルを選んだともコメントしている。「自分たちの業界の将来についてレーベル側と見解が一致することも私にとって非常に大事だ。ストリーミング界や、常に変化し続けるわれわれの業界の状況がもたらす新たな機会にやる気を感じる」と彼女は綴り、UMGがSpotify株の収益を所属アーティストに還元するよう交渉したことも明かしている。
◎テイラー・スウィフトによる投稿
https://www.instagram.com/p/BqXgDJBlz7d
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