2018/11/16
来年でデビュー50周年を迎えるカーペンターズがロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演した新作アルバム『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』を12月7日に発売する。
この度、1983年に死去したヴォーカル、カレンの兄であるリチャード・カーペンターのインタビュー動画が公開された。共同プロデューサーのニック・パトリックは動画の中で、「これらの曲を実際に生み出したリチャード・カーペンターというソングライター兼アレンジャー兼プロデューサーと一緒に仕事をできるのは、途轍もなく素晴らしいことです。これで新たにカーペンターズを聴こうという人々が大勢現れるはずです。ちょうどエルヴィスの時に起きた現象と同じように」と語り、リチャードも「“これを一から全てやり直せたら”と思う楽曲はごくわずかですがそれでも度を越さずに程好くアレンジの厚み深みを加えられるところは確かにある。秘訣は、そのさじ加減にあるのです」とコメントをしている。
本作には「イエスタデイ・ワンス・モア」や「青春の輝き」、「トップ・オブ・ザ・ワールド」など多くのヒット曲が収録。日本盤ボーナス・トラックとして「プリーズ・ミスター・ポストマン」も収録されている。ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団は、過去にエルヴィス・プレスリーやビーチ・ボーイズなどと共演してきたが、アーティスト本人がプロデュース、アレンジ、指揮をするのは今回が初めてのことだ。現在、アルバムから「涙の乗車券」が配信中。リチャードはアルバム・リリースに合わせて、今年12月に9年ぶりのプロモ―ション来日する予定だ。
◎『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』映像
https://youtu.be/jYMkdt8faB8
◎リリース情報
アルバム『カーペンターズ・ウィズ・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団』
2018/12/7 RELEASE
UICY-15801 2,500円(tax out.)
※日本盤のみSHM-CD仕様
Photo by Carsten Windhorst
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