2018/11/08
2018年11月7日、アリアナ・グランデがに米人気トーク番組『エレンの部屋』で新曲「サンキュー、ネクスト」をTV初披露した。
コメディアンのピート・デヴィッドソンと破局したばかりのアリアナが、彼だけでなく過去の恋人たち全員を名指しして感謝の気持ちを伝えつつも、次の恋に前向きな気持ちを歌っているこの楽曲は、11月3日に突然リリースされた瞬間から大きな話題を呼んでいた。
アリアナはコーラスのヴィクトリア・モネとテイラ・パークスと3人で結婚披露宴をイメージしたセットをバックに、1996年のコメディ映画『ファースト・ワイフ・クラブ』にインスパイアされた純白の衣装でこのあっけらかんとした失恋ソングを生き生きと披露した。
白いレースのスカートにトレードマークのロングブーツを合わせたアリアナは、“ショーンと一緒になると思ってた/でも彼とは合わなかった/リッキーの歌もいくつか書いたけど/今聴くと笑っちゃう/結婚もしそうになった/ピートにはすごく感謝してる/マルコム(マック・ミラー)に‘サンキュー’って言えたらな/彼は天使だったから”と、過去の恋人たちの実名を出しつつ、“一人は愛を教えてくれて/一人は忍耐を教えてくれた/そして一人は痛みを教えてくれた/今、私はすごくいい感じ/愛して、なくしてしまった/でも私はそんな風に見てないんだ/そう、これが私が得たもの/これがあなたたちが教えてくれたこと/それについて‘ありがとう、さぁ次’って言うよ”と、オールド・スクールな振り付けで歌っている。
2番の最中に椅子に上がった彼女が、降りた瞬間に転びそうになり、「オーマイガッ」と思わず口に出してしまうちょっとしたハプニングがあったが、そのあとのクスクス笑いとはにかんだ笑顔からもパフォーマンスを心底楽しんでいる様子が伝わってくる。
元恋人の故マック・ミラーの死やデヴィッドソンとの婚約破棄など、2018年は私生活のマイナス面が大きく報じられていた彼女だが、それすらも前向きなポップ・ソングとして昇華させてしまう力量と精神力には感服するしかない。そんな彼女は今年の米ビルボード【ウィメン・イン・ミュージック】の2018年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に選ばれている。
◎パフォーマンス映像
https://www.ellentube.com/video/world-premiere-ariana-grande-sings-thank-u-next.html
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