2012/09/07
今年6月にプログレッシブ・ロック・バンド、クイーンズライクから追い出されたヴォーカリストのジェフ・テイトが、“ニュー・クイーンズライク”を結成した。メンバーは、ラットのドラマーであるボビー・ブロッツァーや、元クワイエット・ライオットでオジー・オズボーンやホワイトスネイク、ディオでも活躍したベーシストのルディ・サーゾ、そして元メガデスのグレン・ドローヴァー(ギター)、元クイーンズライクのケリー・グレイ(ギター)、ランディ・ジェーン(キーボード)といったラインナップだ。
ジェフ・テイトはクイーンズライクのサイトに、「今日は新しい日の始まりだ。メンバー発表ができて興奮しているよ。新しいメンバーと新たな音楽の旅に出る。クイーンズライクが目指していたものに向かって、さらに発展させていくんだ」とのステイトメントを掲載。メンバー発表と同時に結成意図を明らかにした。
なお、テイトは残ったクイーンズライクのメンバー、スコット・ロッケンフィールド、エディ・ジャクソン、マイケル・ウィルトンを相手取り訴訟を起こすと共に、クイーンズライクの名称使用差し止め請求を行なっている。新バンドの名称が、先頃使った“クイーンズライクstarringジェフ・テイト”になるのか、それとも最終的に“クイーンズライク”になるのかは、来年11月13日に予定されている公判次第とのことだ。
ところで、彼らの分裂を決定的にした暴力沙汰に関して、テイトは「殴ったり、彼らにツバを吐いたのは事実」であることを先頃のインタビューで認めている。一方、残ったメンバーは新ヴォーカルに元クリムゾン・グローリーのトッド・ラ・トゥーレを迎えている。
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