2018/10/27
コンサートやイベントの企画・制作・運営を数多く手掛けるホットスタッフ・プロモーションの創立40周年を記念したイベント【Hot Stuff Promotion 40th Anniversary MASAKA】が10月26日、27日、28日の3日間にわたって開催。初日はテーマを<Mutation of POP>とし、けやき坂46ときゃりーぱみゅぱみゅの2組が出演した。
先攻はけやき坂46。6月にリリースした最新アルバム『走り出す瞬間』の全国ツアーを通して、すっかりライブのオープナーとして定着した「ひらがなで恋したい」でキックオフすると、続いてグループのモットーをそのまま曲名に据えた「ハッピーオーラ」へ。けやき坂46らしい活力溢れる滑り出しでイベントの開幕を飾る。
「こんな整列を誰がさせるのか?」と「未熟な怒り」は冒頭2曲とは対照的にシリアスな世界観の2曲。幅広い表現力をアピールすると共に、ハロウィンをテーマとしたダンス・パートでは高いエンターテインメント性も見せつける。そのまま「ハロウィンのカボチャが割れた」へとなだれ込み、ライブは後半戦へ。
「永遠の白線」は1期生、「半分の記憶」は2期生によるパフォーマンスで、それぞれの魅力も発信。ラストは「期待していない自分」「誰よりも高く跳べ!」「NO WAR in the future」とキラーチューンの3連打で、客席も最大ボルテージのフィナーレとなった。
後攻のきゃりーぱみゅぱみゅは、黒一色でスタイルの良さが際立つタイトな衣装で登場。本人いわく「カラスのコスプレ」だという。カラフルでファンシーな初期のイメージとは異なる、シックで洗練された魅力を放つ中、こちらは全身白のダンサーを引き連れ、9月にリリースしたばかりの最新アルバム『じゃぱみゅ』に収録されている「音ノ国」でライブをスタート。
その後、「にんじゃりばんばん」や「インベーダーインベーダー」といった定番の人気曲と、「演歌ナトリウム」や「ちゃみ ちゃみ ちゃーみん」といった最新ナンバーを組み合わせながらライブを進めていく。けやき坂46のファンによるコールには、「私のライブではあまりない」と新鮮そうに反応。
自身のホーム公演では大掛かりなステージ・プロダクションで極彩色の世界感を組み立てるきゃりーも、この日は2マン・ライブという性質もあって、個性的なダンスを中心とした人力パフォーマンスで、おおよそのパブリック・イメージとは異なる魅力で勝負。「つけまつける」「ファッションモンスター」といった代表曲でも、曲中に観客を煽るような一幕が多かった。
「きゃりー坂46!」のアンコールを受けて、「まずは私から…」と思わせぶりな口ぶりでステージに戻ってきたきゃりー。「最&高」をパフォーマンスしたあとは、ファンの期待に応えるべくけやき坂46を呼び込み、「原宿いやほい」でコラボ。きゃりーが「レッスンのビデオを見せてもらったけど、みんなすごく上手だった」と太鼓判を押しただけあって、けやき坂46は全員息の揃ったダンスを披露。2マンならではのレアな共演でイベントは締めくくられた。
Photo by TEAM LIGHTSOME / 上山陽介 / Yuma Totsuka
<セットリスト>
けやき坂46
01. ひらがなで恋したい
02. ハッピーオーラ
03. こんな整列を誰がさせるのか?
04. 未熟な怒り
05. ハロウィンのカボチャが割れた
06. 永遠の白線
07. 半分の記憶
08. 期待していない自分
09. 誰よりも高く跳べ!
10. NO WAR in the future
きゃりーぱみゅぱみゅ
01. 音ノ国
02. にんじゃりばんばん
03. キミに100パーセント
04. インベーダーインベーダー
05. もんだいガール
07. 演歌ナトリウム
06. ちゃみ ちゃみ ちゃーみん
08. Crazy Party Night ~ぱんぷきんの逆襲~
09. つけまつける
10. ファッションモンスター
11. キズナミ
<アンコール>
12. 最&高
13. 原宿いやほい ~with けやき坂46~
◎公演情報
【Hot Stuff Promotion 40th Anniversary MASAKA】
<Mutation of POP>
2018年10月26日(金)
東京・日本武道館
出演:きゃりーぱみゅぱみゅ/けやき坂46
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像