2018/10/24
2018年10月23日に7曲入りの“プレイリスト”『mono.』をリリースしたBTS (防弾少年団)のRMが、「forever rain」のミュージック・ビデオに続いて「seoul」のリリック・ビデオも公開した。
「seoul」(ソウル)は、英ロンドン出身のエレクトロ・デュオHONNEがプロデュースしたローファイ・サウンドに乗せ、RMが現在住んでいる韓国の首都に対する愛憎入り混じった感情をラップしている楽曲だ。『mono.』と同時リリースされた「forever rain」のMVはモノクロのアニメーションで描かれていたが、「seoul」はその題名どおり、ソウルの風景の映画的な映像を背景に手書きの歌詞が表示されるリリック・ビデオとなっている。
「seoul」の歌詞には漢江(Han River)、清渓川(Cheonggyecheon stream)、仙遊島(Seonyudo island)など、ソウルのランドマークがいくつも登場し、あまり良いイメージでは描かれていないが、「お前の排ガスや不快さまでもをすでに愛してしまっているんだ」とRMは複雑な思いを吐露している。あるタクシー運転手が、「金があるなら住みやすいだろうな」と嘆いている様子までもが愛おしいと彼はラップしている。
ビデオの最後には、RMと思わしき男性が夜のコンビニの前に停車中の車で電話を受け、「漢江の近くにいる。もう出るところだ」と短く会話を交わすシーンがある。額面どおりに受け取れば“その場から出発する”という意味だが、このシーンは歌詞の「I'm livin' you/ I'm leavin' you」とソウルに向けて繰り返しているブリッジのあとに来ていることから、ソウルから“leave”(去る、出発する)という意味とかけているのかもしれない。
「seoul」のビデオは、BTSのビデオを多く手がけているLumpensのYougSeok Choiが監督を務めている。
◎「seoul」リリック・ビデオ
https://youtu.be/F8wI5ZosdRA
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