2018/09/03
HYDEが、ソロ・ツアーの追加公演を、2018年9月1日に東京・Zepp Tokyoでスタートさせた。
この追加公演では、9月11日までの東京公演、合計8公演で、アメリカよりスターセット(Starset)をサポート・アクトに迎えている。スターセットはダスティン・ベイツ(vo,key)を中心とした4人組ロックバンドで、HYDEとはアメリカでツアーを共に回り、更に彼らの曲にHYDEがボーカル参加した「Monster feat. HYDE」をリリースするなど親交を深めており、今回のサポート・アクト抜擢に至った。
ライブはまずスターセットからスタート。開演時間の17時、一切の照明が落とされ、会場は闇に包まれる中、SEと共にステージに設置されたLEDビジョンに惑星の映像が映し出され、ダスティン・ベイツと宇宙服に身を包んだメンバーが、サポートメンバーにチェロとヴァイオリンの2名の女性を従えて登場。「シネマティック・ロック」とも評される通り、映像による演出を駆使し、MCほぼ無しで次々と披露される彼らの世界観が色濃く表現されたステージでオーディエンスを圧倒。中盤ではHYDEがサプライズ登場し「Monster」を共に披露すると、会場の熱が一気に頂点に達した。その後も最新作『Vessels』からの曲を次々と披露し、ラストの「My Demons」では会場が一体となって拳を突き上げ、シンガロングが起こるなど確実に日本のオーディエンスの心を掴んでいた。
続いて、18時になった途端ステージ上の幕に数字が浮かび上がり、「000」からカウントを始めて行く。会場の熱気も高まるなか、数字が「666」になると幕が開き、ネオンが光るネオトーキョーの街並みをバックに、怪しげなマスクを被りネオンカラーのペイントTシャツに身を包んだメンバーが登場。HYDEは黒のレザージャケットをまとい、全身黒で統一した衣装で現れ、待ちわびたファンからは悲鳴に近い大歓声で迎えられた。
ライブはソロ活動再開後にリリースした曲やVAMPSの曲のほか、未発表の新曲も多数盛り込んだセットリストで構成されていながら、オーディエンスは次々と披露される新曲にも大いに盛り上がり、コール&レスポンスにもすぐに反応する様子にHYDEも驚くほど、会場は一体感に包まれた。中盤で披露した「WHO’S GONNA SAVE US」ではHYDEがまるで指揮者のようにオーディエンスを操り、盛大なシンガロングが起こっていた。
MCでは「楽しんでる? 今日からしばらく(Zepp Tokyoに)籠城させてもらうけどついてくるように! 何年も前からスターセットのステージを見ててカッコいいなと思って、去年ツアーを一緒に海外で回ってて、ようやく日本に呼べて本当に嬉しいです」と率直に喜びを語る。途中、自身が楽曲提供した、映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(監督・脚本:三木聡 出演:阿部サダヲ、吉岡里帆ほか)の主題歌をHYDEバージョンとしてセルフ・カバーした新曲「監獄ROCK」も披露し、会場を大いに沸かせた。
なお、この楽曲は10月24日リリースのニュー・シングル『FAKE DIVINE』のカップリング曲として収録される予定。アンコールでは「よく平成最後っていうけど本当に最後だよね。悔いのない毎日を全力で駆け抜けたいと思います。今日は本当にありがとうございました」とファンを前に決意を語り、追加公演初日を締めくくった。
◎ツアー情報
【HYDE LIVE 2018】追加公演
9月04日(火)ZEPP TOKYO
9月05日(水)ZEPP TOKYO
9月07日(金)ZEPP TOKYO
9月08日(土)ZEPP TOKYO ※BEAUTY & THE BEAST
9月10日(月)ZEPP TOKYO
9月11日(火)ZEPP TOKYO
サポート・アクト:Starset(東京全公演)
◎リリース情報
シングル『FAKE DIVINE』
2018/10/24 RELEASE
<初回限定盤A(CD+撮り下ろしコンセプトブック>
※EPサイズ:7インチ四方
UICV-9294 / 2,800円(tax out)
<初回限定盤B(CD+DVD)>
UICV-9295 / 2,000円(tax out)
<通常盤(CD )>
UICV-5077 / 1,200円(tax out)
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