2018/08/17
あいみょんが8月4日、【ROCK IN JAPAN FESTIVAL】に初出演。いまでは各メディアにも引っ張りだこな彼女の注目度を裏付けるように、巨大テント内のBUZZ STAGEには溢れんばかりの観客が集まった。
外に出たくてうずうずしているような彼女のステージには、一目見ようと背伸びをする人、少しでも近くで聴こうとテントの外でステージに近い距離で聴く人、通路も埋め尽くされるほどの人、人、人。
「憧れてきたんだ」、「生きていたんだよな」、力強い歌声の中にも穏やかな涼しさを持つあいみょん。寄り添ってくれると思ったら突き放してくる、そんな歌詞に男女問わず魅了されていく。「君はロックを聴かない」、会場に集結した多くのファンは、一度は抑えた感情が張り裂けそうな気持ちになったのではないだろうか。歌声をはっきりと聴かせてくれる彼女の堂々とした姿に、歯がゆい気持ちになりながらも安堵感が漂う。
この溶けそうな暑さ、テントの中の熱気に「満月の夜なら」を演奏。ゆらりゆれ、次へ次へとエスコートしてくれるようにも見える。だけど遊ばれているように惑わせてくるのが、割れそうで割れない卵の黄身のようでたまらなかった。
「はじめて人生でいちばん汗をかきました」とあいみょん。灼熱に近い中でのライブだ。「毎年歳をとって心も大きく変わっている」と心情を語り、次に演奏したのは8月8日にリリースされたばかりの夏らしい爽やかな楽曲「マリーゴールド」。続いて、大人っぽく少し背伸びをした「マリーゴールド」の可愛らしさを照れ隠すように「愛を伝えたいだとか」。最後は、今日のこの日を忘れないで、君と私の時間を忘れないでと訴えかけてくるように「貴方解剖純愛歌~死ね~」。歌詞にも歌声にもインパクトは十分だ。
熱量爆発寸前のあいみょんのステージ。駆け付け、詰め寄せた多くの人だかりは、たったさっきまでの出来事よりも、彼女の今後への期待とワクワクで溢れかえっていた。
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