2代目エンジニア池村雅彦はサザンオールスターズの“生みの親”?!　レコーディング方法が大きく変化した80年代を振り返る

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2018/08/01 18:05

　サザンオールスターズの2代目レコーディング・エンジニア池村雅彦が、音楽評論家・田家秀樹が案内人を務めるFM COCOLO『J-POP レジェンドフォーラム』に出演し、レコーディング方法の変化も多かった80年代がサザンにとって一つのターニング・ポイントになっていると語られた。

　池村は、5thアルバム『NUDE MAN』から8thアルバム『KAMAKURA』を担当。伝説ともいわれる渋谷にあったヤマハLMセンターでアルバイトをしていた時期にアマチュア時代のサザンと出会っていた池村は、後に桑田佳祐がベストヴォーカル賞を受賞した【EastWest】への出演をバンドに勧めていたといい、田家はそのエピソードを8月にリリースするサザンのニューアルバム『海のOh, Yeah!!』になぞらえ、「（池村さんは）まさにサザンの生みの親ですね」とコメント。

　また番組では、ビクターのエンジニアとしてサザンと再会を果たした池村がレコーディングを担当したアルバムの収録曲からいくつかピックアップ。最初の仕事として携わった「匂艶(にじいろ) THE NIGHT CLUB」や、1曲のミックスダウンに2～3日を費やした「Computer Children」を挙げつつ、この5th～8thアルバムがリリースされた80年代は、アナログからデジタルへとレコーディング方法にも大きく変化があった時代だと振り返る。そして、1985年のアルバム『KAMAKURA』について池村は「それまでのサザンとそれ以降のサザンでの一つの集大成になっているんじゃないでしょうかね」と、本作がサザンにとって一つのターニング・ポイントになったと語っている。

◎番組概要
FM COCOLO『J-POP レジェンドフォーラム』
ゲスト：池村雅彦
特集リンク：http://www.billboard-japan.com/special/detail/2397

◎リリース情報
アルバム『海のOh, Yeah!!』
※タイトルの読み方は「海の“オヤー”」
2018/08/01　RELEASE
完全生産限定盤(2CD)
VICL-66000～1
通常盤(2CD)
VICL-67000～1
完全生産限定盤＆通常盤共通　　3,704円(tax out)
※完全生産限定盤のみデジパック仕様 / Bonus Track 1曲
＜収録内容＞
DISC-1：“Daddy”side
1.TSUNAMI
2.LOVE AFFAIR～秘密のデート～
3.BLUE HEAVEN
4.イエローマン～星の王子様～　*
5.SEA SIDE WOMAN BLUES
6.彩～Aja～
7.HOTEL PACIFIC　*
8.唐人物語(ラシャメンのうた)　
9.SAUDADE～真冬の蜃気楼～
10.涙の海で抱かれたい～SEA OF LOVE～
11.私の世紀末カルテ
12.OH!! SUMMER QUEEN～夏の女王様～　*
13.LONELY WOMAN
14.01MESSENGER～電子狂の詩(うた)～ ※0の枠内に/
15.限りなき永遠(とわ)の愛
16.素敵な夢を叶えましょう