2018/08/01
今年5月に開催された【「ひかりを聴け」オーケストラコンサート ~コトダマの音楽会 partII~】が、8月4日テレ朝チャンネル1にて放送される。
直木賞・本屋大賞を受賞した名作「蜜蜂と遠雷」が創りだした数々の言葉の世界が、音楽のメロディーとコラボして生まれた新しい世界――若きソリスト(音楽家)たちが奏でる音、そして言葉をまるで旋律のように組み合わせたシンフォニーによる音楽会。今回はその第2弾として、三浦大知・中川晃教・木村優一・松下優也といった、日本でも美声として定評あるアーティストたちが出演、オーケストラコンサートとして開催された。
そしてこの度、本公演がテレ朝チャンネルにて放送決定。このコンサートの模様に加え、千住明(音楽監督・指揮)×三浦大知のスペシャルインタビューを加えた特別なプログラムとなっている。
本放送に先立ち、2人のコメントを一部お届けする。
Q.この企画をはじめて聞いた時の感想を教えてください。
三浦大知:オーケーストラの皆さんや千住さんとご一緒させていただくのは、自分にとっては初めての経験になることだったので、「自分に務まるのかな?」というドキドキな緊張はありました。でも、とにかく自分の歌が何かできることがあればと、誘っていただけたことがすごく嬉しかったです。
Q.実際にいかがでしたか?
三浦:もちろん、自分が今までやってきたライブとは違う感覚はありましたが、逆に言うと形は違うけどやっぱり音楽は音楽なんだなって感じることができました。
千住明:そうなんです。大知くんがいうように、僕もそう思います。いわゆるクラシックの音楽が持っている音楽の基礎みたいなものがあり、その延長にポップスがあるし、もちろんジャズやソウルもあったりして、J ポップがある。今回は、その根幹のものに戻るというか、もう一回足元を見るチャンスになるのかなとは、ちょっと思いました。
Q.おふたりからみた、今回のコンサートの見どころを改めて教えてください
千住:今回は、音楽を中心にそれぞれの世界を活躍してきたアーティストたちが、同じ舞台の上でオーケストラをバックに、それぞれの世界の本気を魅せてくれる。そんな舞台が出来たと思います。オーケストラの人達も、実は皆さん黙ってるけど、今回は結構緊張して演奏してると思います。それはパフォーマンスをする人たちの熱気っていうのは、僕らは後ろにいるとものすごく感じるものだからなんですけれど。お互い短い準備期間でしたが、全力でベストを尽くしているので、どうぞこの真剣ぶりをご覧いただければと思います。
三浦:音楽というのは、世界共通の言葉なのかなと思います。世界の誰もが分かるこの音楽というものを使って、いろんなジャンルや壁を超えて届いていく、そんなコンサートになっていると思います。僕自身は、本当にその中で歌い手としてパフォーマーとして、エンターテイナーとしてこう生きられるのは本当に幸せだと思いますし、みんなで一丸となって千住さんについていって、最高の舞台を作れるように頑張っていますので、隅から隅までいろんな角度で、楽しんでいただけると嬉しいです。
◎番組情報
テレ朝チャンネル1『直木賞・本屋大賞受賞 恩田陸「蜜蜂と遠雷」
「ひかりを聴け」オーケストラコンサート~コトダマの音楽会 partII~』
2018年8月4日(土)17:00~19:25
出演:中川晃教/三浦大知/木村優一/ゲストアーティスト 松下優也
音楽監督・指揮:千住 明
ピアノ:川田健太郎/葛岡みち
ドラム:小田原 豊
ベース:渡辺 等
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
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