2012/08/20
エルヴィス・プレスリーが1977年に亡くなってから35年。命日にあたる8月16日の前夜、メンフィスのグレイスランドに詰めかけた数千人に及ぶファンを前に、元妻のプリシラ・プレスリーと娘のリサ・マリー・プレスリーが、初めて一緒にセレモニーに出席する姿をみせた。仲たがいが噂されていた2人だが、当夜は仲良く壇上に立ち、訪れたファンに挨拶した。
キャンドルを掲げたファンに向け、プリシラは「私たちの席からこの光景を見て欲しい、どんなに素晴しい光景か。キャンドルが灯されたこのシーンは、目に焼付いて決して離れないでしょう」と感動した様子。一方、リサ・マリーも集まったファンに感謝すると共に、これまでセレモニーに敢えて出席しなかったことを認め、「悲しくなることがわかっていたから敢えて参加しなかった。でも、今夜出席して、参加することがとても大事なことだとわかったの。皆さんを、とても、とても、とても愛しているわ」と話した。
当夜詰めかけたファンは、その後キャンドルを掲げグレイスランドのプール近くに位置するエルヴィスが眠るファミリー墓地へと向かい、墓前に花束を捧げた。入口には赤と白の花で作られたハート形の花輪が並べられ、キャンドルの灯火が石壁に人影の列を作った。
翌朝まで続いた徹夜セレモニーはエルヴィス・ウィークのハイライトとなり、オーガナイザーによるとトータルで7万5000人に達した参加者たちが、42歳で突然亡くなったロックン・ロール・スターを偲んだという。
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