2018/08/01
indigo la Endが、2018年10月20日に全国順次ロードショーとなる映画『ごっこ』で、初の映画主題歌を担当する。
本映画は、社会の暗部をファンタジックに描いた名作として知られる小路啓之原作の『ごっこ』を、主人公・城宮役(パパやん)に千原ジュニアを迎え、『凶悪』の脚本家・高橋泉と、『ユリゴコロ』で新境地を切り開いた監督・熊澤尚人によって実写化したもの。仲睦まじい父と娘の温かな日常が描かれる一方、社会的孤立から生まれた二人の“ごっこ生活”の本当の秘密が明かされる時、衝撃のクライマックスがおとずれる。
キャストには、父親らしい顔の裏に狂気を内包する難しい役を、渾身の演技で魅せる千原ジュニアに加え、城宮の娘・ヨヨ子に、NHK『悦ちゃん』に出演し天才子役として話題の平尾菜々花。そして、優香、清水富美加、秋野太作、中野英雄、石橋蓮司ら実力派俳優が顔をそろえ、是非に揺れる家族の物語が生まれた。
主題歌となるindigo la Endの「ほころびごっこ」は、川谷絵音書き下ろし楽曲となる。
◎熊澤尚人監督 コメント
この物語の主人公は、引きこもりなのに、幼女を誘拐してしまうという大変難しい役どころですが、千原ジュニアさんの唯一無二で大胆、まさに怪演といえる演技力で、上手く生きられない人間の心のズルさ、葛藤、愛情をいかんなく表現できました。 謎を抱えた幼女の不可思議さを見事に演じてくれた平尾菜々花さん、主人公の幼馴染を繊細に演じた優香さん、3人のアンサンブルは必見です。是非ご期待下さい!
◎千原ジュニア コメント
ごっこ、やっと、きっと、ぐっど。
◎川谷絵音 コメント
『ごっこ』の主題歌を作るにあたり、僕は初めて作曲旅行というものを敢行しました。映画を見たのは旅先の宿のハンモックの上でした。見た後色んな感情が湧き上がり持ってきたクラシックギターで全然違う曲を3曲も作ってしまいました。そして満足した僕は旅館のご飯を食べ、温泉に入り、良い旅だったなと布団に入り目を瞑った。その瞬間でした。ごっこの最後の10分間のシーンがフラッシュバックしました。軽い夢作曲のような状態。これだ!と思う曲の雰囲気を掴みました。作った3曲はボツにしようと決めた。そのまま僕は眠りにつきました。起きて家に帰り、夢作曲した曲をギターにおこしスタジオで何かに取り憑かれたように一気にメンバーと作り上げました。夢作曲は僕もなかなか経験したことがないので、それを呼び起こした「ごっこ」という映画には愛しかありません。これ以上の主題歌はないと思います。ぜひ最後まで聴いてください。アウトロが終わる時、映画が完成します。
◎公開情報
映画『ごっこ』
2018年10月20日(土)ユーロスペースほか全国順次ロードショー
出演:千原ジュニア / 優香 / 平尾菜々花、ちすん、清水富美加 / 秋野太作、中野英雄、石橋蓮司
監督:熊澤尚人
原作:小路啓之(集英社刊)
脚本:熊澤尚人、高橋泉
音楽:安川午朗
音楽プロデューサー:川村ケンスケ
主題歌:「ほころびごっこ」(indigo la End)
制作プロダクション:楽映舎
企画・制作:タイムズ イン
製作:「ごっこ」製作委員会
配給:パル企画
(2017/日本/カラー/5.1ch/ビスタサイズ/114分)
(C)小路啓之/集英社(C)2017楽映舎/タイムズ イン/WAJA
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像