2012/08/20
プーチン大統領批判の「パンク・プレイヤー」をモスクワの救世主ハリストス大聖堂で歌ったとして、フーリガン罪で拘束されているロシアのパンク・グループ、プッシー・ライオットの釈放を求める声が、世界各国で、またミュージシャンの間で高まっているが、ついにポール・マッカートニーも立ち上がった。
支持を伝えるために書いたという彼女たちへの手紙をツイッターに載せたポールは、「すべての市民が自由に発言できる権利、原則を、ロシア当局も守ることを信じている。文明社会では人を傷つけるようなことがない限り、自由に自分の意見を表すことができるのだから」と。さらに「強い意志を持って、そして自由な発言を信じる私や数多くの人たちは、貴女たちを、またアーティストの自由を全面的にサポートするし、その努力を惜しまないことを信じてほしい」と綴っている。
プッシー・ライオットの釈放を求め、すでに数多くのアーティストたちが様々な形で抗議している。マドンナはステージ上から、またザ・フーのピート・タウンゼントやペット・ショップ・ボーイズのニール・テナントらはプーチン大統領訪英に際し嘆願書を提出。そして、オノ・ヨーコもメンバーの1人に向け、「貴女のすべての言葉が作り出すパワーは今、私たちに宿っている」とパーソナル・メッセージを送っている。
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