2018/07/21
今週の洋楽まとめニュースは、エド・シーランの話題から。経済誌フォーブスが、毎年恒例の“世界で最も稼ぐセレブ”の2018年版ランキングを発表し、エド・シーランがTOP10入りを果たしたことがわかった。1位は、元プロボクサーのフロイド・メリーウェザーで2.85億ドル(約322億円)、2位は俳優のジョージ・クルーニーで2.39億ドル(約270億円)、そして3位がカイリー・ジェンナーで1.665億ドル(約188億円)となった。ミュージシャンとしては、U2が6位、コールドプレイが7位、そしてエド・シーランが9位にランクインした。また今週、2018年8月28日にApple Musicで公開されるエド・シーランのドキュメンタリーの予告編が公開された。
フォーブス誌の2018年“世界で最も稼ぐセレブ”ランキング発表 エド・シーランらがTOP10入り
エド・シーラン、密着ドキュメンタリーが8/29にApple Musicで公開
続いては、映画の話題を。イヤーズ&イヤーズのベーシスト、マイキー・ゴールズワーシーが、『007』シリーズ最新作のテーマ曲をデュア・リパがレコーディングしていることをうっかり明かしてしまったかもしれない。マイキーは、BBC Radio 5 Liveとのインタビューで、「僕たちにオファーが来ると思っていたんだ。残念ながら、デュア・リパがやるみたいだけどね」と、最新ボンド・フィルムのテーマ曲のオファーが来ることを期待していたが、デュア・リパに白羽の矢が立ったと語っている。
デュア・リパ、『007』最新作のテーマ曲を担当か イヤーズ&イヤーズがうっかり明かす!?
そして今週、ライブ音楽を聴くことで寿命が延びるという興味深い研究結果が発表された。O2とゴールドスミス・カレッジの非常勤講師で行動科学が専門のパトリック・フェイガンのレポートによると、ライブに20分行くだけで幸福感が約21%も上昇するとのことで、“高レベルの幸福感”と“9年の延命”が直接リンクしていることから、コンサートに行くことで寿命を最低でも9年延ばすことができるという研究結果が出ている。また、この研究によると2週間に1度ライブに行く人は“最高レベルの幸福感、充足感、生産性、自尊心”を感じる可能性が高いそうだ。気分が落ち込んでいるときはライブに足を運んでみるといいかもしれない。
さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ドレイクの『スコーピオン』が2週連続の首位獲得を果たした。先週、2018年最高の初動ユニット(732,000)を獲得し、週間視聴回数、アーティスト別首位獲得総数など、様々な記録を塗り替えNo.1デビューした本作。半数以上ポイントダウンしたとはいえ、今週も335,000ユニットを獲得。本作が2週目の1位を獲得したことで、首位獲得総数を23週に更新した。ヒップホップ・アーティストとしては、通算32週のエミネム、25週のジェイ・Zに続く歴代3位で、『スコーピオン』 のヒット次第では、ジェイ・Zを抜き歴代2位に浮上するだろう。
【米ビルボード・アルバム・チャート】ドレイク2週目の首位、フューチャー新作が快挙
ドレイクが約5,500万円以上の『スコーピオン』収益を放棄した理由 全米音楽小売業界の現状
そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ドレイクの「イン・マイ・フィーリングス」が新たなNo.1に輝いた。アルバム『スコーピオン』のリリース効果により、先週6位に初登場した同曲は、アルバム発売後に“#InMyFeelingsChallenge”というハッシュタグを付けたダンス・チャレンジ動画が大ブレイク。一般人のみならず、俳優のウィル・スミスやケヴィン・ハート、DJキャレドや歌手のシアラなど著名人も挑戦したことで大きな話題となった。これによってドレイクは、エミネム、ディディ、リュダクリスの記録を抜き、そのニックネーム“6 God”にふさわしく6曲目の全米1位をマークし、“Hot 100”で最もNo.1に輝いたラッパーとなった。
【米ビルボード・ソング・チャート】ドレイクが6曲目の全米1位に、エラ・マイTOP5入り
ドレイク、全米ソング・チャートで最もNo.1獲得したラッパーに エミネム/ディディらの記録抜く
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