2012/08/16
アリーヤの遺作アルバムがミッシー・エリオットとティンバランド抜きで制作されるということで、多くの人が悲しい思いをしている一方、音楽界の大御所、デーモン・ダッシュは単純に“彼女の声を聞く”ことが幸せのようだ。
アリーヤの10回忌だった去年、デーモンは彼女と分かち合った愛について『The Juice』に打ち明けている。「ふたりが一緒に居た時間はとても大きな意味を持っていたんだ。お互いに、そろそろ婚約をと考えていたところだった。彼女は今までに出会ったなかで最も素晴らしい人間のひとりだった。たとえ痛みを伴ってでも、もう一度すべてをやり直したいよ」と話していた。
今やブラッククラウンド・レコードは、アリーヤの遺作アルバムはドレイクとノア“40”シェビブの制作責任によるものと認めているが、デーモンは先日発表されたシングル「イナフ・セッド」をまだ聴いていないものの、彼女の声が聴けることが嬉しいという。「彼女の声を聴くことができるなら、それでいいよ。彼女と一緒にレコードを作るほど彼女をリスペクトする人なら、俺は誰に対してでも感謝する。レコードはまだ聴いていないけれど、その芸術を評価したい。今まで聴いたことが無いものだといいな」と『The Juice』に話している。
もし頼まれたらこのプロジェクトに手を貸すか訊かれたデーモンは、考えをめぐらせた。アリーヤの遺作アルバムのニュースに対し“それは面白い、俺は知らなかったけど”と話した彼は、「ドレイクがどの程度俺に手伝って欲しいかによるけど、まぁでもやるだろうね。アリーヤが関わること、それにポジティブでいいエナジーを伴うものであれば何でも参加したいと思うよ。俺のアリーヤへの愛は永遠に変わらないさ」と答えた。
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