2018/07/04
2018年7月9日付(集計期間:2018年6月25日~7月1日)の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、宇多田ヒカルのニューアルバム『初恋』が2位以下に大差をつけて総合首位を獲得した。
前作『Fantome』から約1年9か月ぶり、自身通算7枚目のオリジナル・アルバムとなる『初恋』は、初動3日間で130,557枚、初週累計では207,263枚と、根強くセールスを維持してフィジカル・セールス1位をマーク。ダウンロードでも売上36,539ユニットと驚異的な数字を叩きだして1位、ルックアップも1位となり、ビルボードジャパン総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”を構成する全指標を完全制覇する形で総合首位を獲得した。これは2017年11月13日付の米津玄師『BOOTLEG』以来、2018年では初となる快挙だ。8年ぶりのアルバムとして大注目され、2017年度の年間チャート首位を獲得した前作『Fantome』と同様、今作も長期な上位チャートインが見込まれる。
小室哲哉の歴代作品を集めたオムニバス・アルバム『TETSUYA KOMURO ARCHIVES T』と『TETSUYA KOMURO ARCHIVES K』は、どちらも3万枚以上を売り上げてフィジカル・セールス2位と3位、ダウンロードは未解禁のためブランクで、ルックアップでは16位と18位となり、それぞれ総合では2位と3位にデビューした。そして両作に続き、初週累計30,380枚を売り上げてフィジカル・セールス4位をマークした天月-あまつき-『それはきっと恋でした。』は、ダウンロード30位、ルックアップ15位となって総合4位に。
当週、唯一フィジカル・セールスの順位を覆して総合トップ5入りを果たしたのが、みやかわくん『STAR LAND』。初週累計14,740枚を売り上げてフィジカル・セールス9位、ルックアップは100位圏外だったものの、ダウンロードでは4位となり、総合5位に入っている。
SHINeeのデビュー10周年を記念したEP3部作の第3弾『The Story of Light EP.3』は、5,193ユニットを売り上げてダウンロード2位、総合9位をマーク。残念ながら3部作連続での首位獲得はならなかったが、ダウンロードの実績のみで全作が総合トップ10内に入ったことは好記録と言えるだろう。
6月18日より先行配信がスタートし、前週総合57位をマークしたチャットモンチーのラストアルバム『誕生』は、当週CD発売を迎え、10,075枚を売り上げてフィジカル・セールス12位、ダウンロード36位、ルックアップ35位となり、総合15位にジャンプアップ。また、サザンオールスターズのデビュー40周年を記念したプレミアム・アルバム『海のOh, Yeah!!』のリリースが8月1日に控える中、1998年6月25日の20周年記念日にリリースされたコンピレーション・アルバム『海のYeah!!』が、前週51位から当週26位まで浮上している。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『初恋』宇多田ヒカル
2位『TETSUYA KOMURO ARCHIVES T』(オムニバス)
3位『TETSUYA KOMURO ARCHIVES K』(オムニバス)
4位『それはきっと恋でした。』天月-あまつき-
5位『STAR LAND』みやかわくん
6位『バンドリ! ガールズバンドパーティ! カバーコレクション Vol.1』V.A.
7位『Enjoy』大原櫻子
8位『BOOTLEG』米津玄師
9位『The Story of Light EP.3』SHINee
10位『あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ Present -紅月-』紅月
11位『走り出す瞬間』けやき坂46
12位『歓声前夜』SUPER BEAVER
13位『WHITE』清水翔太
14位『THE ASHTRAY』Suchmos
15位『誕生』チャットモンチー
16位『CHASING THE HORIZON』MAN WITH A MISSION
17位『ダーリン・イン・ザ・フランキスエンディング集 vol.2』XX:me
18位『OH! MY RADIO+Live Tracks[UC30 若返る勤労]』ユニコーン
19位『FUTURE』三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
20位『tone.』三森すずこ
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