2018/06/29
今年で4回目となるタイム誌の“インターネットで最も影響力のある25人”にBTS (防弾少年団)、カニエ・ウェスト、リアーナなどのアーティストが選出された。選出基準は、ソーシャル・メディアでの世界的な影響力や、話題性を推進する総合的な手腕とのことだ。
昨年も選ばれていたBTSは、最新アルバム『LOVE YOURSELF 轉 “Tear”』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”でK-POP初のNo.1を記録したが、これは彼らの熱心なファン層A.R.M.Y.の力によるところが大きい。その証拠としてBTSは米ビルボード・ソーシャル50チャートの首位に89週君臨し、ジャスティン・ビーバーの記録を破っている。2018年5月に開催された【2018 ビルボード・ミュージック・アワード】では2年連続で<Top Social Artist>を受賞した。
カニエ・ウェストの場合、BTSとは真逆であえて炎上商法的にSNSを利用している節がある。2018年4月にTwitterのアカウントを復活させてからは「スタイルにジェンダーはない」、「気が散ることはヴィジョンの敵だ」などと自己啓発的なアドバイスを投稿し続けた上、トランプ大統領のサイン入り“MAGA”キャップの写真を投稿するなどしてフォロワーを困惑させた。相変わらずその言動が賛否両論を引き起こしているカニエだが、5月末頃から続いたリリース・ラッシュに対するファンの反応は上々で、ニュー・アルバム『Ye』は6月12日付の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位を獲得している。
リアーナについてタイム誌は、「リアーナが話すと……正確には“インスタすると”、世界が耳を傾ける」と評している。今年3月に彼女がDV被害者を揶揄する広告を掲載したSnapchatを痛烈に批判した後、運営元の株価が2日連続で大幅に下落した。また、巷のコスメやファッション製品が自分には合わないと感じていた女性たちの声を拾い、普通の女性を美しく見せる自身のFenty BeautyコスメやSavage x Fentyランジェリー・コレクションを立ち上げて自身の6,360万人ものインスタグラムのフォロワーに向けて発信している。
Meet TIME's 25 most influential people on the internet in 2018 https://t.co/yFi26ZuxYb
— TIME (@TIME) June 29, 2018
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