カニエ新作『Ye』リリース、ジェイ・Z＆ビヨンセのツアー開幕、ショーン・メンデス3作連続首位：今週の洋楽まとめニュース

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2018/06/09

　今週の洋楽まとめニュースは、今週41歳の誕生日を迎えたカニエ・ウェスト話題から。新作『Ye』が、予告通り2018年6月1日に解禁された。発売直前には、米ワイオミング州でアルバムのリスニング・パーティーを開き、音楽界やハリウッドから数多くのゲスト、そしてメディアが集まったが、今週に入り、ファンも参加可能な“#ProjectWyoming”と題されたリスニング・イベントが米主要都市で開催されることが新たに発表された。イベントを主催する1amのYesJulzは、“#ProjectWyoming”について、会場にはキャンプファイアーが設置され、グッズも販売されることを自身のTwitterで明らかにしている。また、本作を練り直した経緯、タイトルの意味、そして自身のメンタル・ヘルスについて語るインタビューも公開された。

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　続いて、2018年6月6日にジェイ・Zとビヨンセ夫妻の【オン・ザ・ラン・ツアー 2】がウェールズのカーディフで開幕した。本ツアーは、2014年に開催されたジョイント・ツアーの待望の第2弾で、今年3月に発表され大きな話題を呼んでいた。ビヨンセの公式インスタグラムには、白い衣装で揃えた2人が手を繋いでいる写真と別の衣装でパフォーマンスしているビヨンセのショットが投稿されている。【オン・ザ・ラン・ツアー 2】は欧州と北米/カナダで10月4日まで開催される予定だ。

ジェイ・Z＆ビヨンセの【オン・ザ・ラン・ツアー 2】開幕

　2018年8月18日、19日に開催される都市型音楽フェス【SUMMER SONIC 2018】。その東京会場に出現する『Billboard JAPAN Stage』の特設サイトが6月8日にオープンした。本ステージには、ウェスト・コーストを代表するシンガーソングライター、ネッド・ドヒニーとアヴェレージ・ホワイト・バンドのヘイミッシュ・スチュアートが日本で初共演を果たすほか、ニック・ヘイワード、ジェス・グリン、コスモ・パイクといったフレッシュな才能が出演する予定となっている。一方、アジア勢としては、日本でも高い人気を誇る台湾出身のシンガーソングライター、クラウド・ルーやNo Party For Cao Dong、HIGHER BROTHERS、Zion.Tらが出演する。

【SUMMER SONIC 2018】Billboard JAPAN Stage特設サイトが本日オープン　新旧トップアーティストとアジアのライジング・スターが集結
 ネッド・ドヒニー＆ヘイミッシュ・スチュアート、8/21のビルボード東京追加公演が決定

　さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、ショーン・メンデスの新作『ショーン・メンデス』が初登場1位を獲得した。本作は、2016年にリリースした2ndアルバム『イルミネイト』から約2年振り、3作目のスタジオ・アルバム。その前作と、2015年のデビュー・アルバム『ハンドリトゥン』もNo.1を獲得していて、本作で3作連続の快挙達成となる。UK(イギリス)やドイツ、ニュージーランドなどでもTOP3入りし、オーストラリアでは初の首位獲得を果たした。そしてApple Musicでは、同サービスで2018年にリリースされたポップ・アルバムとして最も初週にストリーミングされた作品となり、加えて、ショーンはApple Musicでのグローバル再生回数が10億回を突破した。

【米ビルボード・アルバム・チャート】ショーン・メンデス3作連続No.1、話題騒然のプシャ・T新作は3位デビュー
 ショーン・メンデス、Apple Musicでポップ・アルバムとして2018年最高の初週ストリーミング数を記録

　そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ドレイクの「ナイス・フォー・ホワット」が2週連続、通算6週目のNo.1獲得となった。R&B/ヒップホップ・ソング・チャートと、ラップ・ソング・チャートでも同6週の首位をマークした「ナイス・フォー・ホワット」。今週1位を獲得したことで、ドレイクは累計37週目の首位獲得を果たし、マイケル・ジャクソンと並び歴代7位タイに浮上した。次週7週目の首位獲得となれば、マイケルは8位に、ドレイクは単独7位となる。男性ソロ・アーティストとしては、アッシャーに次ぐ歴代2位。ドレイクは、間もなく5作目のスタジオ・アルバム『スコーピオン』をリリースする予定だ。

【米ビルボード・ソング・チャート】ドレイクNo.1キープ、累計37週目の首位獲得でマイケル・ジャクソンの記録に並ぶ

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