2018/06/01
Perfumeとパナソニック株式会社のコラボレーション・オリジナル・ムービーが公開された(https://youtu.be/a1jcTIghNWA)。
公開されたのは、“泡洗浄”の“泡”をテーマにしたオリジナルムービーの第4弾。今回は、新発売のタテ型洗濯機に初めて搭載された“温水泡洗浄”の機能にフォーカス。スマートフォンなどで手軽に楽しめるタテ型動画ならではの特徴を生かし、楽曲「Everyday」を歌うPerfumeのメンバーが、手のひらのサイズになって全画面(フルスクリーン)に登場する。音楽とダンスに合わせて、無数に飛び交う白い丸(泡)の形状や色の変化、発光をランダムに繰り返す抽象空間で、Perfumeによる斬新な映像演出が楽しめる。
一番の見どころは、従来のAWA DANCEをベースに、洗濯機の“タテ型”と“温水”を象徴する動きを導入した独特の新しい振付。さらには、画面が切り替わっても完璧にシンクロする3人のダンスシーンや、温かみのあるオレンジカラーを基調としたキュートな衣装も必見。まるで自分の手の中で、PerfumeがAWA DANCEを踊っているような感覚が味わえる。
撮影は固定したカメラ側の正面以外、板に覆われた小さなボックス型のセットで1人ずつ順番に行われた。全員バラバラで撮影した映像を編集でつなげて1つの作品にする構成上、3人一緒に踊る時以上にシンクロした動きが求められることから、撮影中以外のメンバー2人もすぐ近くにスタンバイ。モニターとにらめっこしながら、時には音楽に合わせて自ら体を動かし、「足の位置がもうちょい前かも」とお互いにアドバイスをし合ったり、「最後の振り、すごく良かったよ」と励まし合ったりして、ダンスの精度を高めていた。
動きが極端に制限される舞台という難しさを抱えつつも、持ち前の集中力を発揮し、全身全霊をかけて撮影に臨んでいたPerfume。3人のダンスを一画面に並べた映像を、毎回目を皿のようにしてチェックすると、素人目には分からない前後左右の動きのわずかなズレを発見し、「もう一回お願いします」と再びセットへ。飽くなき向上心と妥協を許さないプロの仕事ぶりがとても印象的だったという。
なお、振付は前回までと同様、演出振付家の MIKIKOが担当。今回の振付の特徴について、「泡の動きに関しては前回のものをなるべく生かしつつ、叩き洗い、押し洗いの振付をリニューアルして、タテ型洗濯機の形状と温水の温かさを表現する動きを新たに盛り込みました」と語る。一番の注目ポイントに「タテ型洗濯機に洗濯物を入れる動き」を挙げ、「バラバラで踊る撮影だった分、3人の職人魂が炸裂し、細部にまでこだわったPerfumeらしい映像に仕上がったと思います」と、進化した「AWA DANCE ver.2.0」の出来栄えを絶賛していた。
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