2018/05/30 11:10
2018年5月25日にリリースされたプシャ・Tの最新アルバム『DAYTONA』のアートワークに、故ホイットニー・ヒューストンが生前の頃に自宅で撮影された薬物まみれの浴槽の写真を起用し、物議を醸したカニエ・ウェスト。このクリエイティブ面での決断に関して、故ホイットニーの遺産を管理するエステートがコメントを発表した。
エンターテイメント・トゥナイト(ET)のケヴィン・フレーザー宛に送られた声明文によると、エステートは「カニエの選択にとても落胆」しており、「ホイットニーの死においても、厳しい現実からは誰も逃れられないことが分かります」と綴られている。
2006年に故ホイットニーの家族によって撮影されたこの写真にカニエは、使用料として8.5万ドル(約930万円)を支払っている。この写真が撮影された数年後となる2012年2月11日、薬物中毒に苦しんでいた彼女は不慮の溺死で亡くなっている。
先週『ザ・アンジー・マルティネズ・ショー』に出演した際、プシャ・Tは、カニエの提案により、直前で『DAYTONA』のアートワークを変更したことを明かしていた。「元々のアートワークは、みんなが納得した写真を使っていた。彼(カニエ)がフォトグラファーを選んで、俺らは写真をいくつか撮って、俺は“これはいいじゃないか”って感じだった」と話し、「そして写真を選んだ。最高。みんな満足。全て順調」だったと振り返っている。
その後、深夜1時にカニエから突然電話があり、「アートワークを変えた方がいいと思うんだ」と提案され、「気に入ったアートワークがあるんだ。そのアートワークの値段は8.5万ドル(約930万円)だ」と言われたとプシャ・Tは話した。彼は、そんな大金を払いたくないから決まっていた写真でいいじゃないかと返事をしたものの、カニエに、「いや、みんなこの音楽を聴きながらこれを見るべきだ。俺が払う」と押し切られたと話していた。
https://t.co/efCYKddMVM
— King Push (@PUSHA_T) May 25, 2018
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