シャフト×キングレコード祭りで豪華出演陣が熱唱

NEWS

2011/05/02

　シャフト×キングレコード作品の主題歌を担当した豪華アーティストでおくる、アニメファン、ロックファン待望のイベント【SCR×SHAFT ANIMATION THEMES LIVE「咲く乱状態 in 日比谷野音2011」】が、4月24日に日比谷野外大音楽堂で開催されました。

　「さよなら絶望先生」Blu-ray BOX テーマソングと「かってに改蔵」OVA（Blu-ray＆DVD）主題歌の同時リリースを記念して、発売翌日に開催されたこのイベント。トップバッターは、『あたしだけにかけて』（アニメ「夏のあらし！」主題歌）や『パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた・・・夏』など、会場に集まったアニメファンに脂っこい衝撃を与える、面影ラッキーホールのアクトからスタートします。

　続いての登場となったスネオヘアーが、『逆様ブリッジ』や『赤いコート』と、アニメ「荒川アンダーザブリッジ」シリーズのエンディングテーマを。さらには今夏に新アルバムのリリースを予定していることを発表して会場を盛り上げれば、神聖かまってちゃんは藤和エリオ（CV：大亀あすか）を伴ってステージへ。「魔法少女まどか☆マギカ」のコスプレに身を包んだみさこ（dr）もさることながら、アニメ「電波女と青春男」主題歌や自身の楽曲『学校に行きたくない』など。混沌とした世界観を余すことなく披露し、会場から大歓声を受けました。

　「かってに改蔵」第1話先行上映の後には、スペシャルゲストとして勝改蔵役の櫻井孝宏と、名取羽美役の喜多村英梨が登場します。転換時のMCを担当したアメリカザリガニとトークショーで場内を沸かせれば、赤いマフラーをたなびかせて颯爽と現れた水木一郎は、「かってに改蔵」主題歌『かってに改造してもいいぜ』を。そして、大槻ケンヂ率いる特撮と共に『ヌイグルマー』を熱唱すると、続いて異色のキャラでも人気の声優小林ゆうのビデオメッセージが上映されます。

　意味深な苦悩のダンスと共に、「（このイベントに）出たかった……」と嘆き、しまいには暴れ出す衝撃的なその映像に爆笑が沸き起こる中、この日のトリを務めたのが大槻ケンヂと絶望少女達です。その小林を除く4人の絶望少女（野中藍、井上麻里奈、沢城みゆき、新谷良子）は、オーケンと共にアニメ「絶望先生」シリーズのオープニングテーマを続けていくのですが、『ニート釣り』では沢城が「小林よ、聴こえてるかぁああ!?」と絶叫。会場のボルテージは最高潮に達し、イベントは大団円を迎えました。

　なお、大槻ケンヂ率いるバンド特撮は、USTで大槻が宣言している通り、活動再開が決定しています。6月29日にはニューアルバムの発売を、そして7月からは東名阪にてライブを行う予定となっています。