2012/08/06
ビルボードの全米ヒット・チャートが1940年に生まれ、その後、今のような“Hot100”シングル(ソング)・チャートが生まれたのが1958年の8月4日だ。ファースト・チャートの首位を獲得したのがリッキー・ネルソンの「プアー・リトル・フール」。そして、最新チャートの首位はカーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」で、1016曲目のNo.1となった。1958年当時と違い、今日のチャートは週間セールス、ラジオのエアプレイ、さらにニールセン・ミュージックから報告されるストリーミング・データの総合結果を混ぜ合わせている。
ちなみに、これまでの最多No.1獲得アーティストは20曲のビートルズ。これにマライア・キャリーの18曲が続き、3位はマイケル・ジャクソンの13曲。以降はマドンナとスプリームスの12曲、ホイットニー・ヒューストンとリアーナの11曲、ジャネット・ジャクソンとスティーヴィー・ワンダーの10曲と続いている。
一方、トップ10ランク・イン曲数を見てみると、マドンナが38曲で最多。誕生50周年記念の2008年当時、マドンナは「初めはロキシーなどニューヨークのクラブでの人気ばかり気にして、“Hot100”には関心がなかったけど、全国に行き渡る意味合いがわかって、今は“Hot100”に入ることが私の最も関心のあることの一つよ」と語っている。
トップ10ランク・イン曲の2位はビートルズの34曲、3位がマイケル・ジャクソンとスティーヴィー・ワンダーの28曲で、以下マライア・キャリーとジャネット・ジャクソンが27曲となっている。
さらにHot100ランク・イン総数を見てみると、“グリー”シリーズが203曲。アーティストで捉えるとエルヴィス・プレスリーが108曲で最も多い。54周年を迎えた“Hot100”だが、毎週繰り出されるヒット・チャートは新鮮そのものだ。
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