2018/05/09
2018年6月30日より公開の宮藤官九郎の脚本と石井岳龍監督による爆裂ワールドで極限の個性を爆発させた映画『パンク侍、斬られて候』の主題歌にセックス・ピストルズの「アナーキー・イン・ザ・U.K.」が決定した。
同曲は1970年半ばに発表された楽曲で、彼らの楽曲が日本映画の主題歌に公式に使用されるのは今回が初めてのこととなる。パンク・ロックを代表するイギリスの伝説的バンドに影響を受けたバンドやミュージシャンは後を絶たないが、石井監督は、音楽の常識を塗り替えた歴史的楽曲を主題歌に起用したことについて「今回はこれしかない。あなーきー・いんざ・行(ゆ)けー!!」と楽曲になぞらえてコメント。本曲がどんな化学反応を見せるのか期待が高まる。
さらに今回、これまで「????」とキャスト名が伏せられていた将軍の格好をした猿の大臼延珍(デウス ノブウズ)役を永瀬正敏が演じていることも発表。本作への出演に関して、永瀬は「僕は石井監督の作品4回目なんですけど、呼んでいただける度にとても嬉しいです。今回は町田康さんの原作ですし、世の中驚いちゃうんじゃないですかね。カテゴライズできない映画。ニューシネマができるんだと思います」とコメント。石井監督は、映画の鍵を握る超重要キャラクターに永瀬をキャスティングしたことに関して、「(大臼役をやるなら)彼しかいない。圧倒的な存在感と演技力で作品の世界観の背骨となる」とコメントを寄せており、永瀬への厚い信頼が伺える。なお、特殊メイクはメイクアップアーティストのJIRO が手掛けている。
◎『パンク侍、斬られて候』主題歌解禁特別映像
https://youtu.be/7oBZPYgT29M
◎公開情報
『パンク侍、斬られて候』
2018年6月30日(土)より、全国ロードショー
監督:石井岳龍
脚本:宮藤官九郎
出演:綾野剛、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、永瀬正敏ほか
配給:東映
(C)エイベックス通信放送
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