2018/04/16
人気漫画を原作とした映画『響 -HIBIKI-』の出演キャストと公開日が決定した。
原作『響~小説家になる方法~』は、2014年よりビッグコミックスペリオール(小学館)にて連載開始と同時に人気が爆発。既に累計部数・100万部を突破、更には「マンガ大賞2017」の大賞を受賞した話題作だ。
主人公である15歳の天才女子高生小説家・鮎喰響を演じるのは、欅坂46の不動のセンターとして活躍し、今作が映画初出演、そして初主演となる平手友梨奈。圧倒的な文才を持ち、自分の信念に正直で破天荒な一面を持ち合わせる響を体現する。
響の才能を見出す若手女性編集者・花井ふみ役には、数々の映画・ドラマに出演、コメディからシリアスな役どころまで幅広いキャラクターを演じ分け、最近ではNHK大河ドラマ『西郷どん』で薩摩弁を駆使した演技でも注目を集める北川景子。月川監督とは『君の膵臓をたべたい』以来のタッグとなる。
響が入部した文芸部の部長・祖父江凛夏を演じるのは『パコと魔法の絵本』で当時11歳ながら主人公・パコを演じ、日本中の涙を誘ったアヤカ・ウィルソン。2010年以来の映画出演となり、自らも小説家を志しながらも、響の圧倒的な才能との差に苦しむ女子高生という重要な役どころを演じる。
さらに、高嶋政伸、柳楽優弥、野間口徹、小松和重、黒田大輔、板垣瑞生といった実力派俳優陣の出演も決定。豪華俳優陣が、響を中心に描かれる人間ドラマを彩る。
監督は、昨年、興収35.2億円を記録した『君の膵臓をたべたい』をはじめ、本年4月にも『となりの怪物くん』、8月に『センセイ君主』など話題作の公開を次々と控えている月川翔。脚本は、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』や映画『信長協奏曲』、さらにはテレビアニメ『TIGER&BUNNY』のシリーズ構成・全話の脚本を担当し、エンターテインメント性を持ちながら、人間ドラマをしっかりと描きあげる脚本家・西田征史が務める。
超人気原作に、話題のキャスト・スタッフが勢ぞろいした映画『響 -HIBIKI-』。ヒロインの圧倒的な才能を軸に、周囲の人々の心の葛藤を描いた人間ドラマが交錯する。予測不可能。前代未聞。観た後にあなたの価値観を変える新たな「衝撃作」となることだろう。
◎平手友梨奈コメント全文
このオファーを頂いたときに、最初はどうしようかすごく悩みました。
でも、原作を読んで、この物語の主人公、鮎喰響という女の子にひかれてしまったのと、彼女の生き様を届けたいなと思ったので、やってみようと思いました。
それでも初めてのことばかりで、不安もあるし、役を演じるけれど、演じている人間は平手友梨奈なので、もしかしたらいろんな人を困らせてしまったり、迷惑をかけてしまったりするかもしれないけれど、鮎喰響という女の子が大好きで、この子のことを伝えて、観てくださった方が生きていく中で大切なことにハッと気づかされるような作品になるといいなと思っています。
◎月川翔コメント全文
原作の無類の面白さを、どうしたら映画でより増幅させられるか、悩みながら取り組んでいます。どこかで映画としてキレイにまとめようという気持ちは捨てました。いびつでも、強引でも、響の芯を曲げずにやりきろうと腹を括っています。
主演に平手友梨奈さんの名前が挙がったとき、リスクの大きい選択だと思いました。現場が止まるかもしれないし、大変そうだ、と正直思いました。が、それを何百倍も上回る期待感で、平手さんが演じる響を見たいと思いました。響役を表現する上で、最高到達点にいけるのは平手さんしかいないと思うからです。
北川景子さんは今、女優さんとしてとても充実した時期にあると傍目で見て感じています。これまで積み上げてこられた経験値と技術が高いレベルで調和している。そんな充実した時期に立て続けにご一緒できる喜びを感じています。
アヤカ・ウイルソンさんは間違いなくこの役に勝負をかけてくると思います。お芝居に関しては長いブランクもありますが、ハマり役になる可能性に賭けます。
◎西田征史コメント全文
「サイレントマジョリティー」のPVを見た時から、もし響が実写化するなら、主演は平手さんしかいないなと思いました。
響の持つ、媚びない、屈しない、信念の人間、そういったイメージとあまりにもピッタリで。なにより、目が。
月川翔監督は、「黒崎くんの言いなりになんてならない」を観て以来大好きで。
あの映画は、エンタメの全てがつまっています。
今、邦画で最も「面白い作品が作れる」方だと思いました。
個人的に、最も理想とする形での実写化となりました。
後は期待しかありません。楽しみにしています!
◎公開情報
『響 -HIBIKI-』
2018年9月14日(金)全国東宝系にて公開
(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館
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