2012/07/31
ヴィジュアル系シーンにおいては“異端”と捉えられる音楽性と、アートワークやPV監督まで自ら手掛けるセルフプロデュース力を持つSuG。7月28日 武瑠(vo)執筆小説第2弾『Lollipop Kingdom』発売記念イベントが開催された。
同タイトルの最新アルバムと連動している今作。その発売記念イベントの会場 タワーレコード渋谷店B1Fには、トークショーにも関わらずコスプレした女の子など多くのファンが詰め掛けた。ステージに登場した武瑠(vo)は、SuGとももいろクローバーZ、クリープハイプの対バンをプロデュースしたことも記憶に新しい、ニッポン放送アナウンサー 吉田尚記との対談を敢行。クリエーターとしての武瑠の本質をひたすら掘り下げていく。
まずは小説『Lollipop Kingdom』に関するエピソードを披露。お菓子と魔法を扱う作品ということで、安野モヨコ作の魔法少女ファンタジー漫画『シュガシュガルーン』と内容が被らないようにしたこと。主人公ソルが劇的に格好良いのは女性目線で「こういう人がいたらいいな」と思って画いているからで、それを得意としている自分がたまに怖くなること。ヒロインのミルクは「自分が女の子だったら」という感覚で画いたこと等を明らかにしている。
また、自分が好きな音楽の要素として「the GazettEさんのライブと音質が好き。雅-MIYAVI-さんのフィジカルが好き。大塚 愛さんの遊び心が好き。宇多田ヒカルさんの歌詞と歌い方が好き」と述べつつも、特定の誰かを目指しても自身の中では“100%”“完璧”にはならないし、勝てないことも理解している。だからこそ、様々な意見と戦いながらも自分のやりたいことを追求し、作品を創り続けられているということも明確にした。
なお、小説『Lollipop Kingdom』は絶賛発売中。9月19日に約7か月ぶりのニューシングル『sweeToxic』を、10月10日にライブDVD&Blu-ray『The Lollipop Kingdom Show』をリリースすることも決定している。
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