2018/03/28
英アイルズベリーで除幕されたばかりだった故デヴィッド・ボウイの銅像が48時間も経たない内にいたずらされた。
アンドリュー・シンクレアがデザインしたこの像は、ボウイが“ジギー・スターダスト”を名乗り始める前にライブハウスFriars Aylesburyに出演していたことが縁で現地に設置された。伝説的ミュージック・プロモーターであるデヴィッド・ストップスの呼び掛けで1万ポンド(約150万円)がクラウドファンディングを通じて集まり、制作された。2018年3月25日に行われたお披露目式では地元出身バンドであるマリリオンのリード・シンガー、スティーヴ・ホガースが除幕した。
いたずら書きは緑のスプレーペイントで“RIP DB” (安らかに、デヴィッド・ボウイ)と“先にホームレスに食事を与えろ”と銅像の前の地面と後ろの壁に書かれていた。ホガースは、「アンドリュー・シンクレアによるデヴィッド・ボウイの驚異的な2体の像が48時間も経たない内に汚されたと聞き、心が沈み、落胆している。ひどい話だ。元通りにできることを願うと同時に、この素晴らしいアート作品がこの先何年も人々がアイルズベリーを訪れる理由になることを願っている」とコメントした。
英BBCとのインタビューでストップスは、ボウイ像には防犯カメラが設置されてある為、犯人を特定する手がかりになるだろうと話している。また、住民がBBCに話したところによると、清掃作業は税金でまかなわれる為、皮肉にもホームレスに使われるべきお金を奪ったのはいたずら書きの犯人であるとのことだ。
◎David Bowie Statue Vandalized Two Days After Unveiling
https://youtu.be/o7NsxSGVT3A
This is the moment when Howard Jones unveiled #BowieStatue! Thank you so much to all of you who have donated! @sculptschool pic.twitter.com/ILQChUMsAm
— Campaign (@BowieStatue) March 25, 2018
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