2018/03/28
2018年4月2日付の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、NEWS『EPCOTIA』が総合首位で初登場した。
『EPCOTIA』は、前作『NEVERLAND』のファンタジックな世界観を引き継ぎ、"宇宙旅行"をテーマにした、自身通算9枚目となるアルバム。初動3日間で95,990枚を売り上げた本作は、初週累計で121,516枚を記録してフィジカル・セールス1位を獲得。安室奈美恵『Finally』やWANIMA『Everybody!!』、米津玄師『BOOTLEG』などの既発作が長らく1位を守っていたルックアップでもトップとなり、男性アイドル・グループの定石ともいえる、フィジカル領域に特化したチャート・アクションで“HOT ALBUMS”総合首位に立った。
アメリカで異例のロング・ヒットを記録しており、日本でも累計興収37億円を突破したミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』。その人気を支えている要素の一つが音楽であることは言うまでもない。今回で10枚目のチャートインとなる『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』は、週間で11,456枚を売り上げてパッケージ・セールス3位、累計売上は87,816枚となった。また、配信売上も好調で、当週は7,473ユニットを記録し、今回で6回目となるダウンロード1位をマーク。ルックアップは9位に入って、総合では2位を獲得した。
総合3位に入ったのは、俳優としても活躍中の菅田将暉によるデビュー・アルバム『PLAY』。ドラマ『トドメの接吻』主題歌の「さよならエレジー」、米津玄師とのコラボ曲「灰色と青 ( + 菅田将暉 )」などを収録した本作は、初週累計31,105枚を売り上げてフィジカル・セールス2位をマーク。加えてダウンロードでは、1,737ユニットを売り上げて3位に。23位と伸びしろが見られるルックアップが今後のチャート・アクションのカギとなっていくはずだ。
続く総合4位には、米津玄師『BOOTLEG』が今回で21回目となるチャートイン。米津玄師は前々週にリリースした最新シングル『Lemon』が好調で、表題曲は当週の“JAPAN HOT100”でも総合首位を獲得しているが、これに触発される形で既発アルバムも“HOT ALBUMS”に多くエントリーしている。中でもアルバムとしては最新作となる『BOOTLEG』は、前週総合2位から当週は4位となり、初登場以来トップ10内をキープしているロングヒット作だ。昨年11月にリリースされた本作が、2018年度の上半期チャートで上位に入ることはほぼ間違いないだろう。
前々週のリリース週に総合首位となった三浦大知『BEST』は、前週の6位から当週は5位にアップした。フィジカル・セールス8位、ダウンロード10位、ルックアップ6位と満遍なく上位を維持しており、ベスト・アルバムという性質から考えても、幅広い層にリーチしていると見ていいだろう。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『EPCOTIA』NEWS
2位『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』V.A.
3位『PLAY』菅田将暉
4位『BOOTLEG』米津玄師
5位『BEST』三浦大知
6位『Everybody!!』WANIMA
7位『Finally』安室奈美恵
8位『VECTOR』BLUE ENCOUNT
9位『TVアニメ「ゆるキャン△」オリジナル・サウンドトラック』立山秋航
10位『LINK』U-KISS
11位『I』JUJU
12位『今日の詩』ファンキー加藤
13位『リメンバー・ミー オリジナル・サウンドトラック』V.A.
14位『EIICHI OHTAKI Song Book III 大瀧詠一作品集 Vol.3「夢で逢えたら」(1976~2018)』V.A.
15位『On Your Mark』みやかわくん
16位『アンコール』back number
17位『YANKEE』米津玄師
18位『juice』Little Glee Monster
19位『NIPPONNO ONNAWO UTAU Vol.5』NakamuraEmi
20位『ガールズ&パンツァー最終章 ドラマCD2 学園祭です!?』V.A.
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