2018/03/17
今週の洋楽まとめニュースは、夏フェスの話題から。2018年7月27日~29日にかけて、新潟・苗場スキー場にて開催される【FUJI ROCK FESTIVAL '18】に、ボブ・ディランが出演することが発表になった。1978年に行われた伝説の初来日武道館公演から40年、日本での通算公演回数は100回を数え、記念すべき101回目の公演となる歴史的瞬間が苗場で実現する。今回の来日は<ノーベル文学賞>受賞後初となる。
続いて、ビヨンセとジェイ・Zが、再びジョイント・ツアーを行うことを発表した。ツアー・タイトルは【オン・ザ・ランII】で、先週チケットマスターにコンサートの告知が一時的に掲載されたことから、ファンの間で開催への期待が高まっていた。そして現地時間2018年3月12日、ビヨンセが自身のインスタグラムでツアーの開催を発表。投稿された動画は、2014年夏に北米やフランスで開催された前回のジョイント・ツアーの模様やプライベート映像を織り交ぜたものとなっている。本ツアーの、ヨーロッパ日程はウェールズのカーディフにて6月6日にキックオフし、北米とカナダの日程は6月25日にオハイオ州クリーヴランドからとなる。
現地時間2018年3月11日、生まれ変わった『アメリカン・アイドル』新シーズンの初回が放映され、審査員を務めるケイティ・ペリーが候補者の青年のファーストキスを奪ったことが大きな話題となり、賛否両論を巻き起こした。この青年は、オーディションには残念ながら合格しなかったが、ケイティとの一連の騒動もあり、音楽にも注目が集まった。そしてケイティとのキスについては、「あれはリップ・コンタクトであって、好きな相手とのロマンティックなシチュエーションじゃなかった。本当のファースト・キスってのはそういうことだから」と前向きに捉えているようだ。
ケイティ・ペリー、『アメリカン・アイドル』候補者の青年のファーストキスを奪う
ケイティ・ペリーにファースト・キスを奪われた青年が心境を語る「あれはリップ・コンタクト」
さて、今週の米ビルボード・アルバム・チャートは、『ブラックパンサー:ザ・アルバム』が返り咲きの首位獲得を果たした。先週、2016年11月に発売されたボン・ジョヴィの14thアルバム『ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール』が、およそ2年振りのNo.1獲得を果たし、『ブラックパンサー:ザ・アルバム』は前週の1位から2位にダウンしたが、安定したユニット数をキープして今週返り咲き、通算3週目の首位獲得を果たした。映画の話題性のみならず、ソング・チャートでTOP10入りしたシングル曲「オール・ザ・スターズ」や「プレイ・フォー・ミー」のヒットがアルバムの売上、視聴回数に繋がったのだろう。
【米ビルボード・アルバム・チャート】『ブラックパンサー:ザ・アルバム』3週目の首位、トリー・レーンズ3位初登場
そして、今週の米ビルボード・ソング・チャートは、ドレイクの「ゴッズ・プラン」が7週目の1位に輝いた。初登場の2018年2月3日付チャートから、向かうところ敵無しで首位を独走するドレイクの「ゴッズ・プラン」。ミュージック・ビデオの効果も落ち着き、今週は前週よりもポイントダウンしたが、ストリーミングとセールス・チャートは変わらず1位をキープし、2位以下と大きく差をつけている。ドレイクのプロデュースによりデビューした、ブロックボーイ・JBの「ルック・アライヴfeat.ドレイク」は7位にダウンし、TOP3入りを逃したまま圏外に落ちる可能性が高いが、インパクトのあるリミックスがリリースされれば、息を吹き返すかもしれない。
【米ビルボード・ソング・チャート】ドレイク「ゴッズ・プラン」首位死守、ゼッド「ザ・ミドル」TOP10入り
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