2012/07/30
この4年間で男性トップ・カントリー・シンガーとしての地位を確立したダリアス・ラッカーだが、以前は1990年代のビッグバンド、フーティー&ザ・ブロウフィッシュのリードボーカルとして有名だった経歴を持っている。ラッカーがカントリーで成功した今、バンドの再結成もあるのだろうか? 彼がビルボードに話したところでは、今はカントリーが最優先だけどいつか戻ってくるとのことだ。
「フーティーのレコード一枚とツアーをしようとしているんだ。本業はカントリーだからいつになるかは分からないけれど、やりたいよ」とラッカー。ファンが驚くことにバンドは時々一緒にプレイしているといい、「たぶん、ずっとバンドであり続けるだろうね。8月にはショーが二つあるし、年4、5回は顔を合わせるんだ。アルバムのあと1年間ツアーをやったら、すぐにカントリーに戻ってくる」としている。
なお、もしフーティー&ザ・ブロウフィッシュのデビューが今だったら、ジャンル的に違っていたのではないかという。「何曲かは楽器を変えたり編曲し直したりして、カントリーバンドになってただろう。あの頃もほとんどカントリーだと思っていた。だから、カントリーのレコードを作り始めたとき、やっていることは何も違わないと思った」と話す。
ただ、ラッカーは今の自分のファンの多くがフーティーのメジャーデビューアルバム『クラックト・リア・ビュー』を持っている事を信じている。「90年代にフーティー&ザ・ブロウフィッシュを聴いてくれた人たちが、今カントリーに移ってきたわけで、全然驚かないよ」と話している。
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