2018/02/28
ニューヨークでの幻のライブ映像『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』が3月3日よりYEBISU GARDEN CINEMAにてアンコール上映され、それを記念して3月4日に畠中実と松井茂が坂本龍一と高谷史郎の魅力を語り尽くすアフタートークを開催することが発表された。
先日、第68回ベルリン国際映画祭、ベルリナーレ・スペシャル部門にて正式上映され、スタンディングオベーションで大絶賛されたスティーブン・ノムラ・シブル監督の『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』が、3月3日よりYEBISU GARDEN CINEMAでアンコール上映される。
本作『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』は、世界的音楽家・坂本龍一が、8年ぶりに発表したオリジナルアルバム『async』のリリースを記念して、2017年4月、ニューヨークのパーク・アベニュー・アーモリーで行われた、世界でたった200人しか観られなかったニューヨーク限定ライブの完全収録版である。
アンドレイ・タルコフスキー監督の架空の映画音楽を書くというコンセプトの下、ピアノやガラス板などを駆使して「非同期的な音楽を作りたい」と坂本龍一本人が感じるまま演奏したパフォーマンスと、「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくなかった」と坂本龍一本人が語るほどの楽曲をまるでライブ会場にいるかのような5.1chの音楽空間を映画館でご体感することができる。
今回のアンコール上映を記念して行われる3月4日のアフタートークは、好評開催中の【坂本龍一 with 高谷史郎 | 設置音楽2 IS YOUR TIME 展】企画者であるICC主任学芸員の畠中実と、詩人でもあり情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]准教授であり、『美術手帖2017年5月号』にて「坂本龍一 ロング・インタビュー」を担当した松井茂を招き、上映後に開催する。
NYライブ映像『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』と、『設置音楽2 IS YOUR TIME』ともに、坂本龍一と高谷史郎が手掛けた作品。映画館と展示空間という違いがありながらも、その世界観を同時期に体感できる機会は世界中で日本のみの実現となる。
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