2018/02/26
Dr.kyOnが還暦を記念して自ら企画した一夜限りのスペシャルライブ【Dr.kyOn還暦記念スーパージョイント“NEW MORNING Vol.1”】が、2018年2月23日に鴬谷・東京キネマ倶楽部で開催された。
本ライブでは、旧知のアーティストやレコーディングでの関係はあるものの、今までライブでの共演をしていなかったアーティストらにオファー。岡野昭仁(ポルノグラフィティ)、中村中、峯田和伸(銀杏BOYZ)、ワタナベイビー(ホフディラン)、高木完の全5組が参加し、ファンが一度は観たかった夢の瞬間が繰り広げられた。
この日のステージではDr.kyOnの「ボ・ガンボスのファーストアルバムを大好きでいてくれる素晴らしいシンガー!」と岡野昭仁を紹介。ステージへ招き入れられると大歓声が沸き起こった。岡野昭仁が「kyOnさん還暦おめでとうございます!」とお祝いし、ポルノグラフィティの「Aokage」からライブがスタート。MCではDr.kyOnからの“故郷因島の匂いがする曲を”とのリクエストだったことも明かした。
さらに、因島時代の話から、1992年の広島・宮島でのボ・ガンボスの海上ライブをテレビで観た時の衝撃の話へ。「ステージはまるで音楽の神様が乗り移ったごとく狂喜乱舞して楽しむ場所だと学び、今自分がここに立っているのもボ・ガンボスがあのライブを観せてくれたから」と告白。その宮島ライブの1曲目に演奏した「泥んこ道を二人」をどんとの前奏でのMCを振り返りつつ笑顔で再構築。“がまんできない!!”のフレーズとともに絶妙なコーラスで会場もどんどんヒートアップ。
続いて、ボ・ガンボスへの大きなリスペクトから岡野昭仁自身がラジオで弾語りをしていた「夢の中」をDr.kyOn、ワタナベイビーと共に披露した。その神々しさすら感じる景色と突き抜ける瞬間の気持ちよさで観客もステージに釘付けに。鳴り止まない拍手と歓声で、「あ~幸せ!」と岡野昭仁もコメントするほどだった。
「魚ごっこ」で海の中を飛び跳ね、ラストは2011年にDr.kyOnがアレンジを務めたポルノグラフィティの「グッバイサマー」。岡野昭仁は「一緒に並んでアコギのレコーディングをしたのは僕の一生の思い出です」とレコーディング当時の感動を振り返る。約50分のステージは、濃厚&圧倒的なパフォーマンスとまるでワンマンライブのような完成度と充実感。観客も満面の笑みと惜しみない拍手でこの時間を思い切り満喫していた。
なお、同イベントでは、ワタナベイビー(ホフディラン)がライブでは初披露の「恋の☆散歩道」、さらにDr.kyOnと共にボ・ガンボスの5枚目のアルバム『GO』より「でっかいうちで」と“レア”な楽曲を立て続けに響かせ、観客をとりこに。DJとして参加の高木完もDr.kyOnが参加した楽曲でフロアを幕間に温める。さらに「一緒に演れて感激」と紹介された中村中はDr.kyOn に刺激と“愛を注入”すると宣言し「最後にひとつ」を。「闇のまん中」では中村中ワールド全開で魅せた。
ラストは「レコーディングした曲をライブで一緒に演奏したいと思った大きなきっかけ」と紹介され峯田和伸(銀杏BOYZ)が登場。1988年のボ・ガンボスから2018年の今日の僕らまで時間は過ぎるものでなく回っていくものと「メリーゴーランド」などを熱唱。ラストは「僕にとっても大事な曲」とDr.kyOnが話し、一夜限定のスペシャルライブは「光」でドラマティックに幕を閉じた。
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