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2018/02/22

エリー・ゴールディング、【グラミー賞】主催団体会長発言に反論

 2018年2月21日、英シンガー・ソングライターのエリー・ゴールディングが【ブリット・アワード】に登場し、モデルで活動家のアジョワ・アボアーと共に<インターナショナル女性ソロ・アーティスト>部門のプレゼンターを務めた。

 今年の【ブリット・アワード】では、性差別や性的嫌がらせへ抗議する“TimesUp”運動への賛同を示す白いバラを参加者たちが身につけていた。ゴールディングは、「皆さんの多くがバラをつけていることは素晴らしい」と述べ、「私たちは女性であることに誇りを持っています。そして何年もの間頑張ってきた(stepping up)ということについては誰もが認めるところでしょう」と、先日の【グラミー賞】主催団体会長ニール・ポートノーによる発言に異議を唱えた。

 今年の【グラミー賞】において、個人として賞を受け取った女性アーティストが<最優秀新人賞>のアレッシア・カーラただ一人だったことなどへの反発に対し、ポートノーは「女性がもっと頑張るべきだ (they need to step up)」と発言し、物議を醸していた。男女問わず複数のアーティストが彼の発言に対する考えを述べていたが、ゴールディングがこの件について発言するのは初めてだ。

 【ブリット・アワード】<インターナショナル女性ソロ・アーティスト>は、【グラミー賞】で唯一<最優秀アルバム>部門にノミネートされた女性だったロードが受賞した。


◎Music News Facts‏による投稿
https://twitter.com/musicnewsfact/status/966426229560799232

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