2012/07/23
7月18日にavexよりメジャーデビューシングル『PPCC』をリリースした、革命児的5人組アイドルグループ BiS。7月20日12時より【愛DOLはみんなを疲弊させる!? 24時間耐久フリーライブ&握手+チェキ会】を開催した。
<事件01.ペース配分無視のド頭「PPCC」4連発、乃木坂46オマージュ?>
会場となったドン・キホーテ新宿店には、あの『24時間テレビ』を彷彿させる黄色いTシャツ姿の観客が集結。そこで彼女たちは「お前たちが倒れるか、私たちが先に倒れるか、今度こそ勝負だぁ!!」と、ももいろクローバーZの名調子としてもお馴染みのフレーズを叫び、1曲目に前述のメジャーデビュー曲をお届けする。そのパフォーマンスはスカートを自らめくりあげたり(乃木坂46オマージュ?)、メンバー揃って中指を突き立てたりと、激しいものであったが、なんと5人は同曲をフルで4回連続披露。ペース配分を無視したアクトで会場を扇情した。
<事件02.のぞしゃんブチキレ「ブサイクとか言ってんじゃねーよ!」>
なお、このイベントはライブ→○○○会→トークorゲーム等で1セット。それを24回繰り返す前代未聞の内容となっていたのだが、序盤からミッチェルが差し入れの食べ過ぎで眠くなったり、咆哮パートの多いのぞしゃんが喉の不調を訴えたりと、舞台裏では早々に不穏なムードが。そして開演から3時間過ぎた頃、事件が起きる。同公演はニコニコ生放送で中継されており、視聴者による様々なコメントが寄せられていた。それをステージ脇にあるモニターで眺めていたのぞしゃんは、突然「おまえら、楽しんでんじゃねーよ! ブサイクとか言ってんじゃねーよ!」とマジギレ。以前から抱えていたというネット上での誹謗中傷(参考インタビュー:http://bit.ly/Pgkdgl)に対する鬱憤を爆発させた。
<事件03.苦情「ジャンプ禁止!」>
そんなアイドルらしからぬ事態も起こしてしまうのが、BiSのイベント。その後も、各メンバー「みんなが敵に見える」と語った緊張感漂うソロトークショー、メンバーがCD購入者のお尻を叩くケツバット会、スクール水着姿でのライブやケツバット会、プー・ルイ(リーダー)エロマンガの魅力熱弁&「抱いて抱いてみんな抱いて~」発言、汗まみれのハグ会など、常識を覆すトピックが続き、ライブのテンションも高まるばかり。サークルモッシュも発生し、ドン・キホーテ新宿店は確実に揺れていた。すると、23時過ぎ、近所から苦情があったらしくジャンプ禁止令が発令。それでも、メンバーも観客も熱量を落とすことはなく、イベントは危険な深夜帯へと突入していく。
<事件04.アイドルとのツイスターオークション>
ぺろぺろちゅっちゅ会、メンバーとファンの対面トーク会、ビンタ会など様々な企画を実施していく中、深夜帯で最も大きな盛り上がりを見せたのは、ツイスターオークション。誰よりも多く『PPCC』購入者特典チケットを使用すれば、推しメンバーとツイスターで遊べるというマネージャー考案企画で、会場には愛と狂気が入り交じり、そのムードは早朝のライブにも反映されていく。前日昼から歌い踊り続いているメンバーは次々と声が出なくなり、それでも笑顔を絶やすことなく激しいパフォーマンスを繰り広げ、ファンもアルコールの力など借りながら新しいコールや技で盛り上げ、凄まじい一体感を生み出す。
<事件05.混沌と感動のグランドフィナーレ>
朝9時台、ラジオ体操代わりに「パプリカ」で全力ヘッドバンギング。この辺りからさすがにメンバーは満身創痍となり、舞台裏では、わっきーは咳が止まらず、ゆっふぃーは湿布を多用し、序盤に「24時間、余裕です」と言っていたプー・ルイさえも声が出ないことを悔しがりながら、倒れ込んでいた。それでも何とかステージに上がり続け、イベントはグランドフィナーレへ突入。わっきー、ゆっふぃー、マネージャー、観客と、次々と涙を流す中、プー・ルイは「今日はオナニーじゃなくセックスしましたね。一緒に」と、感動的な一言を残す。
また、まさかの「サライ」大合唱で笑いを取りつつ、最後の曲、TRFの破壊的カバー「survival dAnce ~no no cry more~」で大暴れ。みんなで「いぇいいぇいいぇいいぇいいぇい!!! うぉううぉううぉううぉううぉう!!!」と歌い叫び、その途中でニコ生における配信は終了したのだが、改めてBiSは長い時間を共に駆け抜けたファンへ感謝の言葉を贈る。泣き出すメンバーと観客。普段は感情をあまり表に出さないミッチェルも「こんなのキャラじゃない」と言いながら、涙を堪えきれずにいた。
<事件06.「私の夢は武道館でBiSのライブをやることです!」>
そんな状況下で、のぞしゃんは「(空気を)ぶち壊すようで悪いんですけど、まだ私は泣けないなって思っています。だって、まだこのくらいの人数(集客数)なんですよ。泣いてられる訳ないじゃないですか。私の夢は武道館でBiSのライブをやることです! おまえら、愛してるぜ!」と叫び、大喝采を。そして、最後は渡辺マネージャーからの提案で、BiSと観客全員の無料ハグ会を実施し、24時間以上に及んだ耐久イベントを締め括った。なお、BiSはこの数時間後、帰宅する間もなく下北沢でリミッターの振り切れたライブを展開。試練を超え、大きくレベルアップしたことを証明している。
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