2018/02/06
知念侑李と中川大志が、2月5日に開催された映画『坂道のアポロン』の完成披露試写会で、サプライズ生セッションを披露した。
本作はコミック『坂道のアポロン』の実写版。孤独な青年・薫が転校先の高校で、友情と恋そして音楽を通じて自らの人生を切り開いていくストーリーだ。本作で単独初主演を務めている知念は、撮影のために約10か月ピアノを特訓したそう。「最初は『モーニン』のイントロを2時間くらい練習したけれど、周りが凄く褒めてくれて“いけるかも?”という気持ちにさせてくれた」とコメント。同じくドラムを特訓した中川は「ジャズドラムは初めてでどんなものかと叩いてみたけれど、緊張してうまく叩けず、帰り道では“役を降ろされたな”という気持ちになった」と苦笑い。ところが、中川も実はいないところで絶賛されていたそうで「大人たちに上手くコントロールされたんですね」と、愕然とした様子を見せた。
そして、三木孝浩監督は映画のクライマックスでもある文化祭でのセッションシーンについて「孤独を抱えた2人がセッションの瞬間に目線を交わしている姿を見たときには、ウルっとくるような感動があった。これをそのまま映画で伝えればいいんだと思わされた」と、2人の演奏に太鼓判。セッションシーンの絶賛が相次ぐ中、2月16日に誕生日を迎える小松菜奈に、知念がピアノ、中川がドラムを叩いてバースデーソングを生演奏するサプライズを敢行。「モーニン」からの「ハッピーバースデートゥーユー」の粋な流れのセッションを聴かせ、ステージにはケーキが登場する演出も行われた。まさかの「ハッピーバースデートゥーユー」のセッションと客席も巻き込んだ合唱に、当の小松は目を丸くして驚きながら「ウソー!まさか過ぎちゃって今の状況がわからない。なんの曲だろう?って思うくらい、嬉しすぎます!」と忘れられない瞬間に。大役を終えた知念は、「これがあったから凄く緊張していた。でも久々に目を合わせて演奏すると思い出すものがあった」とほっと胸をなでおろし、中川も「撮影以来のセッション。半年以上経っているよね」と、知念と肩を抱き合った。映画『坂道のアポロン』は、3月10日全国ロードショー。
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