2018/01/29
和楽器バンドが1月27日に【和楽器バンド 大新年会2018横浜アリーナ ~明日への航海~】を横浜アリーナにて開催した。
毎年恒例となっている大新年会ライブは今年で5年連続の開催となり、2014年渋谷Club Asia(300人動員)、2015年渋谷公会堂(2,000人動員)、2016年日本武道館(10,000人動員)、2017年東京体育館2日間(15,000人動員)、そして今年は過去最大規模となる横浜アリーナ公演となった。
サブタイトルの“明日への航海”には、ここから新しい大海原に出ていくという意味が込められており、和楽器バンドがネクストステージへ進んでいく力強さ、そのスケールの大きさをまざまざと見せつけるエンターテインメントとなっていた。
オープニングは初のシングル曲「雨のち感情論」でスタート。続けて「起死回生」や「天樂」など、テンションの高い演奏でオーディエンスを畳み掛け、剣舞隊を従えた「反撃の刃」での鈴華(Vo)のパフォーマンスは鬼気迫るものであった。その後も発売されたばかりの新曲「雪影ぼうし」をファンの前で初披露するなど、ステージ両端からセンター席の中ほどまで伸びるウィングを縦横無尽に駆け回り、会場の広さを全く感じさせないパフォーマンスを展開。総勢44名に及ぶ、剣舞隊や和太鼓隊、そして三味線隊やダンサーも迫力のある動きでバンドを盛り立てた。
この日一番の盛り上がりを見せたのは、サプライズで一青窈が登場したシーン。中国及び台湾で長く愛されているジェイ・チョウの名曲「東風破」を、和楽器バンドのメンバーがリスペクトし、日本と台湾の架け橋として活躍する一青窈に日本語訳詞を依頼したことがきっかけとなり実現。鈴華は「今年がデビュー15周年というお忙しい中に来てくださり、一緒に歌えた事に非常に感激しています」と語り、一青窈と共に「東風破」をしっとりと艶やかに歌い上げた。
ライブの後半戦は、鈴華と町屋(ギター)のツインボーカルが魅力の「シンクロニシティ」や和バラード「オキノタユウ」を披露。そして本編ラストは「千本桜」で締めくくった。アンコールでは、和楽器バンドが結成して一番最初に音を合わせたという「六兆年と一夜物語」、続けて「暁ノ糸」「花になれ!」を披露。ファンと共に創り上げた全23曲、約2時間30分に渡る【和楽器バンド 大新年会2018横浜アリーナ ~明日への航海~】は幕を閉じた。
なおステージ上のスクリーンにて、【和楽器バンド TOUR 2018】(全国25都市26公演)がサプライズで発表されると、大歓声が沸き起こった。
◎ツアー情報
【和楽器バンドTOUR 2018】
2018年4月28日(土) 埼玉・川口リリア
2018年4月30日(月・祝) 茨城・茨城県立県民文化ホール
2018年5月3日(木・祝) 北海道・札幌わくわくホリデーホール
2018年5月6日(日) 京都・ロームシアター京都 メインホール
2018年5月12日(土) 静岡・静岡市民文化会館中ホール
2018年5月16日(水) 島根・島根県民会館
2018年5月19日(土) 岡山・岡山市民会館
2018年5月20日(日) 広島・広島上野学園ホール
2018年5月25日(金) 熊本・市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
2018年5月27日(日) 福岡・福岡市民会館
2018年6月2日(土) 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール
2018年6月3日(日) 福井・福井フェニックスプラザ
2018年6月9日(土) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
2018年6月16日(土) 神奈川・カルッツ川崎
2018年6月23日(土) 福島・福島県文化センター
2018年6月24日(日) 岩手・北上市文化交流センター さくらホール
2018年6月29日(金) 高知・高知県立県民文化ホール・オレンジホール
2018年6月30日(土) 香川・ハイスタッフホール(観音寺市民会館)
2018年7月7日(土) 富山・高周波文化ホール
2018年7月8日(日) 長野・まつもと市民芸術館
2018年7月16日(月祝)東京・東京国際フォーラムホールA
2018年7月22日(日) 新潟・新潟県民会館
2018年7月28日(土) 沖縄・沖縄ミュージックタウン音市場
2018年8月5日(日) 宮城・仙台サンプラザ
2018年9月1日(土) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール
2018年9月2日(日) 大阪・グランキューブ大阪 メインホール
◎リリース情報
シングル『雪影ぼうし』
2018/1/24 RELEASE
B07864VMNH 1,296円(tax.out)
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