2018/01/17
今週、ウディ・アレン監督の最新作『A Rainy Day in New York』に出演しているティモシー・シャラメやレベッカ・ホールが同作の出演料すべてをセクハラ被害者を支援する“Time's Up”、LGBTコミュニティ・センター、性的暴行の撲滅運動に取り組む“RAINN”などの団体に寄付したことが報道された。
この映画にはセレーナ・ゴメスも出演しており、性的虐待の疑惑がかけられているウディ・アレンに対する共演者たちの行動に彼女が参加していないことに一部のファンから不満の声が上がっていた。だが、セレーナに近しい関係者によると、彼女は公的な発言は行っていないものの、“Time's Up”の法的支援の基金に「無名で高額の寄付」をし、それは「映画の出演料をはるかに超える額」だとピープル誌に明かしたそうだ。
ホールとシャラメは、先週末出演料すべてを寄付することをインスタグラムで発表した。2008年にアレン監督作『それでも恋するバルセロナ』にも出演したホールは、「ささやかな行動で、償いには及ばないし、それを意図するものではないけれど、出演料を@timesupに寄付します」と発言。彼女の行動に続き、シャラメは「すべての人々が値する尊敬と尊厳を持って扱われることを求めて戦う勇敢なアーティストたちと肩を並べられるような存在になりたい」と綴っている。
今年初頭、“Time's Up”が設立された際にセレーナは、「仕事場でのバランスを変える時が来た、(限られた)少数の人々を代表するのではなく、私たち全員を代表するために。#TIMESUP」と自身のインスタグラムに投稿していた。
アレンは、長年のパートナーであったミア・ファローの養女ディラン・ファローが幼い頃に性的虐待した疑いをかけられている。
◎レベッカ・ホールによる投稿
https://www.instagram.com/p/Bd3ZjWeghV9
◎ティモシー・シャラメによる投稿
https://www.instagram.com/p/Bd_2ILwnJ0H/
◎セレーナ・ゴメスによる投稿
https://www.instagram.com/p/BdaVTcMAJWw/
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