2018/01/10
2018年1月15日付の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”では、ジャニーズWESTのニュー・アルバム『WESTival』が総合首位を獲得した。
『WESTival』は、前作『なうぇすと』から約1年ぶり、自身通算4枚目のフル・アルバムとなるもの。映画『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』日本語吹き替え版主題歌の「もう1%」、TVアニメ『逆転裁判~その「真実」、異議あり!~』OPテーマの「逆転Winner」、「人生は素晴らしい」など全10曲を収録している。初動3日間で89,224枚、初週累計では105,898枚を売り上げ、パッケージ・セールス1位を獲得し、ルックアップも3位とフィジカル領域で強さを発揮した。
安室奈美恵『Finally』は、前週から順位を2つ上げて総合アルバム2位にチャート・イン。今週に入って75,699枚を売り上げ、パッケージ・セールス2位を獲得したが、これは直近3週間の週間セールスを上回る数字で、「Hero」が“JAPAN HOT100”で初の総合首位を獲得したことからも、やはり『第68回NHK紅白歌合戦』出演の影響は大きかったとみられる。それと同時に、ルックアップでは初登場から1位をキープしているので、本作の需要はまだまだ高いといえるだろう。
同じく2017年リリースのロングヒット作品としては、米津玄師『BOOTLEG』が、パッケージ・セールス7位、ダウンロード1位、ルックアップ2位で、総合では前週から順位を1つ上げて5位に。今回で10回目のチャート・インで、初登場以来トップ10内を維持し続けている。
また、GENERATIONS from EXILE TRIBE『BEST GENERATION』は、パッケージ・セールス3位、ダウンロード3位、ルックアップ13位となり、総合では前週2位から当週3位。EGOIST『GREATEST HITS 2011-2017 "ALTER EGO"』は、パッケージ・セールス5位、ダウンロード2位、ルックアップ27位となり、総合では前週3位から当週5位。どちらもルックアップがやや下降してしまったものの、ともに1月13日からレンタルが解禁される予定で、セールスはいまだ好調なので、次週以降も上位に留まり続ける可能性は十分にある。
安室奈美恵と同じく『紅白』出演が反響を呼んだ欅坂46の『真っ白なものは汚したくなる』は、パッケージ・セールス12位、ダウンロード20位、ルックアップ9位と、満遍なく勢いを取り戻して、総合では前週36位から当週12位に浮上。また、映画『君の名は。』の地上波初放送を受け、RADWIMPS『君の名は。』は、パッケージ・セールス42位、ダウンロード4位、ルックアップ19位となり、総合順位を前週90位から当週15位まで押し上げた。年末年始のTV番組の影響が、この2作の大きなジャンプ・アップからも読み取ることができる。
◎【HOT ALBUMS】トップ20
1位『WESTival』ジャニーズWEST
2位『Finally』安室奈美恵
3位『BEST GENERATION』GENERATIONS from EXILE TRIBE
4位『BOOTLEG』米津玄師
5位『GREATEST HITS 2011-2017 "ALTER EGO"』EGOIST
6位『VESTIGE OF SCRATCHES』DIR EN GREY
7位『DINOSAUR』B'z
8位『アンコール』back number
9位『JACK IN THE BOX』Shuta Sueyoshi
10位『LOVE it』西野カナ
11位『軌跡 BEST COLLECTION+』和楽器バンド
12位『真っ白なものは汚したくなる』欅坂46
13位『#TWICE』TWICE
14位『逆輸入~航空局~』椎名林檎
15位『君の名は。』RADWIMPS
16位『ラブとポップ ~好きだった人を思い出す歌がある~ mixed by DJ和』DJ和
17位『The BEST』KinKi Kids
18位『CYCLE HIT 1991~2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-』スピッツ
19位『All Time Best Album THE FIGHTING MAN』エレファントカシマシ
20位『ラグナロク』The Brow Beat
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