2017/12/20
チャーリー・プースは来年7月から9月にかけて【ザ・ヴォイスノーツ・ツアー】でヘイリー・スタインフェルドと共に北米をツアーすることを発表したばかりだ。2016年の【ウィ・ドント・トーク・ツアー】以来のヘッドライナーということになるが、今年も親友のショーン・メンデスのオープニング・アクトとして北米各地を回っていた。
絶大な人気を誇るメンデスの前にステージに出るのは毎回不安だったそうで、「みんな僕とシンガロングしてくれるのかなってステージに上がる度に考えてたよ」と彼は米ビルボードに明かしている。そして、「(ショーンは)当たり前だけどみんなが知ってる持ち歌がある。そこにいる彼のファン、熱狂的なファン全員が歌詞を全て歌い返すんだよ。でも何度もその様子を見て、尚且つ彼のファンの何人かが僕の歌の歌詞も全て歌ってくれて、僕に会えるのをとても喜んでくれているのを見ているうちに、パフォーマンスをすることへの新たな自信が備わったんだ。ステージ上での動き方が変わった」と自己分析している。
お互いに多忙な身であり、本番前後以外に長く話す機会はあまりなかったが、一緒にいた時は音楽の話で盛り上がっていたとプースは明かしている。「一緒にジョン・メイヤーを聴いてたよ」と彼は明かすが、実は26歳のプースと19歳のメンデスの音楽の好みが全く違っていた為、お互いに好きな音楽を紹介し合っていたそうだ。
プースは、「僕はカーク・フランクリンとかゴスペル・ミュージック、バプティスト・クワイアとかを紹介してさ。彼は“P・ディディの’I’ll Be Watching You’って曲知ってる?”とか言うんだけど、僕は、“ああ、知ってるよ、1998年生まれのショーン君”って返すんだ」(※編注 1997年の「I’ll Be Missing You」)と笑ったが、「でも彼も僕に色々教えてくれたよ。聴いたことなかったロックのレコードがあった。彼は音楽の趣味がいい」とフォローしていた。
話が盛り上がるとそのまま二人で即興で曲を書いたりもし、「すごくクールなのを始めたんだ」とプースは興奮ぎみに明かしている。残念ながらお互いのツアー・スケジュールが忙しすぎてタイミングが合わず、完成には至らなかったそうだが、今後二人のコラボが実現する可能性は大いにありそうだ。
「こんなこと言うと彼に嫌われるだろうけど、彼の音楽の大部分は別の人たちが書いてるんだろうってずっと思い込んでいたんだよね」と彼は打ち明ける。「でも彼が腰掛けてメロディーを歌い始めたら、自分がやるのと同じようで、“すごい!実に見事だな!”って思ったんだ。人を見かけで判断しちゃダメだね」とメンデスを絶賛している。
チャーリー・プースの2ndアルバム『ヴォイスノーツ』は2018年1月19日にリリース予定だ。
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