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2017/12/12

マシュー・マコノヒーが語るスティーヴン・キングの凄さとは? 『ダークタワー』が1月に公開

 作家スティーヴン・キングが1970年代から継続的に執筆し、完成まで実に30年もの月日を費やした「ダークタワー」シリーズ待望の映画化、『ダークタワー』が2018年1月27日に公開される。

 スティーヴン・キング氏といえば、自身の小説が次々に名作映画として実写化される世界屈指のストーリーテーラー。50年のキャリアで手掛けた80冊以上の著書のうち、半数以上の44作品が映画化されており、“ハリウッドで最も作品が映画化された作家”とも言われている。また、その大半がアカデミー賞を賑わすほどの名作揃いで、全作品の世界興行収入の総計は約21.7億ドル(Box Office Mojo調べ)にも上っている。

 彼のデビュー作を映画化した『キャリー』(1976)や、公開から35年以上経った今なお“ホラー映画の代名詞”として受け継がれるジャック・ニコルソン主演『シャイニング』(1980)、さらに今年公開されホラー映画史上ナンバーワン大ヒットを記録した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』といったホラー映画から、『スタンド・バイ・ミー』(1986)、『ショーシャンクの空に』(1994)、『グリーンマイル』(1999)などさまざまなジャンルにおいて名作を誕生させてきたキング氏は、アメリカのエンターテインメント誌『ハリウッド・レポーター』が2年に一度行っている<ハリウッドで最も影響力のある作家25人>で、2012年に1位、2014年・2016年には2位(※2014年・2016年の1位はJ.K.ローリング)に選出されている。

 もはやハリウッド映画界にはなくてはならない存在のキング氏が描くストーリーの凄さについて、『ダークタワー』で世界の崩壊を目論む悪役“黒衣の男”を演じるマシュー・マコノヒーは、「『ミザリー』が大好きでまさに虜になったし、『シャイニング』も何度も繰り返し観るほどお気に入りの作品なんだ」とキングの手掛けてきた原作の映画ファンであることを公言し、「『ダークタワー』の原作を見た時、いつもの読書とは違った感覚を抱いたんだ。ただのファンタジーとは思えない、現実的と非日常的な要素が混在するアクション・アドベンチャーだと感じたよ」と、壮大な世界観でありながらリアリティを感じる点がキングの凄さだと熱弁した。

 また、主人公のガンスリンガーを演じるイドリス・エルバも「この物語は“善と悪の対立”がポイントになるんだ。キングは驚くべき複雑で魅力的な世界の中に、この“善と悪の闘い”を取り入れているんだ」と作品の見どころを語っている。なお、異世界と現実世界を舞台にイドリス・エルバが演じる世界を守る戦士ガンスリンガーと、魔術を操りそれを迎え撃つマシュー・マコノヒー演じる黒衣の男“善と悪”を描いた映画『ダークタワー』 は、2018年1月27日より全国ロードショー。


◎公開情報
『ダークタワー』
2018年1月27日(土)より全国ロードショー
原作:スティーヴン・キング
監督:ニコライ・アーセル
出演:イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒー、トム・テイラー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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