2017/12/11
関ジャニ∞によるテレビ朝日の音楽バラエティ番組『関ジャム完全燃SHOW』が12月10日に放送。第一線で活躍する売れっ子コーラス3名をゲストに迎え、アーティストを後ろで支える「コーラス」の魅力とヒミツに迫るトーク&ジャム・セッションがおこなわれた。
この日のゲストは、DREAMS COME TRUEのコーラスとしておなじみの浦嶋りんこ、ソロアーティストとしても活動し小田和正や槇原敬之からももクロまで幅広いアーティストのコーラスを担当する加藤いづみ、松任谷由実や吉田拓郎など名だたるアーティストのコーラスをつとめている今井マサキの3人。スタジオではコーラスの基本となる「ビブラート」=声を上下に震わせる、「ファルセット」=裏声、「しゃくり」=低い音から引き上げるといった歌唱法にはじまり、シンガーの個性や特徴を捉え歌声を近づける・寄せていくテクニックなど、普段あまりスポットライトの当たることのないコーラスならではの職人技を実演を交えながらたっぷりと紹介。さらに、シンガーの歌声を引き立てるだけでなく、ときには歌詞の解釈を深めて歌声に寄り添ったり、ソロのつもりで歌うなど、アーティストに求められるパフォーマンスを臨機応変にこなすことも重要だと語る3人。決して目立たない存在ながら、高いスキルとテクニックが必要とされるコーラスの奥深さに改めて驚くスタジオ一同。また、「浦嶋のコーラスはドリカムの重要な部分を担っている。」(中村正人)、「前に出てこないけど存在感がある、皆ができることじゃない。」(槇原敬之)など、彼らのプロフェッショナルな仕事ぶりについて共演アーティストからのコメントも紹介された。
ほかにも「ユニゾン」と「ハモリ」の違いから「もしも1人だけ歌い方の違うコーラスが混ざったら?」といったレアな即興まで、超売れっ子コーラス3人による歌声を存分に堪能した関ジャニ∞。この日のジャム・セッションには関ジャニ∞から丸山、錦戸、安田、横山が参加し、「コーラスがスゴイ!」という山下達郎の名曲「クリスマス・イブ」を披露。「私たちが支えるんで!」という加藤いづみの頼もしいひと言に「大丈夫です!」と答えるも緊張の面持ちを見せたのは、この日メインボーカル担当・丸山。「腹づもりはできた!」と挑んだ本番では、ベースを置きボーカルに専念するスタイルでセンターに立ち、華やかなコーラスに乗せ堂々とボーカルを披露。ひと言ひと言を丁寧に優しく歌いあげる姿と、終演後、満面の笑みでコーラス3人と握手を交わす丸山の姿がとても印象的だった。
『関ジャム完全燃SHOW』の次回放送日、詳細は近日公開予定となっている。
◎番組情報
テレビ朝日『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜23:10~
※一部地域を除く
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