2017/12/09
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の公開初日舞台あいさつが9日、東京都内で行われ、出演者の堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、山崎貴監督が登壇した。
本作は、魔物や幽霊、死神など、人ならざる者と人間が仲良く暮らす街・鎌倉を舞台に、愛する妻(高畑)の命を取り戻すため、ただ一人で黄泉(よみ)の国へ向かったミステリ-作家・一色正和(堺)の冒険を描く。
堺は年下の妻を演じた高畑に対して「本当に素晴らしい女優さん。撮影中も堂々とされていたので、信頼できる同志のような気持ちでいた」と絶賛しつつも「プロモ-ションで一緒に回っていると、撮影中 “結構ドキドキしていたらしい”ということに気付きまして…」と意外な発見を告白した。
堺から「緊張が顔に出ないタイプなのか、非常に損をなさっている」と評された高畑は「緊張すると能面みたいになっちゃう。あんまり分かってもらえないことが裏目に出ちゃいました」と語り、苦笑いを浮かべた。
高畑が「堺さんも“どうせ(高畑は)平気だろう”みたいな感じで…」と、あまり構ってもらえなかったことを明かすと、堺は「物おじしない感じだから、あまり気を使わずにいた。現場でも大物女優扱いだったし…」と釈明した。
高畑が「ドキドキでした」と本音を漏らすと、堺は「考えてみたら周りは先輩ばっかり。そりゃそうだなって。ごめんね。気付いてあげられなくて」と平謝りだった。
高畑は、そんな堺について「笑ってくれます。プロモ-ション中に、私の変なところや、いびつなところが、ちょっと漏れ出ちゃったときでも、それを笑ってくれるので、“こんな私でいいのかも”と思わせてくれました」と感謝した。
この日、あでやかな着物に身を包んだ高畑は「監督や堤さんは『あぁ、七五三ね』みたいな反応だったけど、堺さんだけはちゃんと『今日は着物を着て、きれいでいいね!』と褒めてくださって」とエピソ-ドを披露。高畑は「本当に堺さんだけが味方だと思った」と語り、会場を盛り上げた。
(左から)山崎貴監督、中村玉緒、堤真一、堺雅人、高畑充希、安藤サクラ、田中泯
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