2017/12/10
12月11日付Billboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”で、和楽器バンドのベスト・アルバム『軌跡 BEST COLLECTION+』が44.439枚を売り上げて3位に入った。
今作には、YouTube再生数が6,700万回を突破した彼らの代表曲「千本桜」を始め、2013年の結成以降ミュージックビデオとして発表された全楽曲、そして今作のために書き下ろされた新曲「花一匁(はないちもんめ)」「拍手喝采」「シンクロニシティ」が収録されており、今の和楽器バンドがすべて詰まった一作となっている。
今回はSoundScan Japanのセールス・データより、リリース初週における実店舗/イーコマースの売上割合と、地域別店舗売上を抽出した。また、()内は今年2月24日にリリースされた前作『四季彩-shikisai-』との増減を表している。
『軌跡 BEST COLLECTION+』
EC 48%(↓)
STR 52%(↑)
1位 関東 (↓)
2位 中部 (↑)
3位 東北 (↑)
4位 九州 (↑)
4位 近畿 (↑)
6位 中国 (→)
7位 甲信越 (↑)
8位 北海道 (↑)
9位 四国 (→)
10位 北陸 (↑)
※STR=実店舗 EC=イーコマース
前作と比較してみると、関東以外の地域が売上を伸ばしていることがわかる。特に北海道、長野、宮城は売上を大きく伸ばした。キャリア初となる全国ホールツアーや地方フェスへの出演はもちろんのこと、平安神宮でのライブや情報番組への出演など、ジャンルレスな活動の結果といえるだろう。また今作から、実店舗の売上がネット販売の売上を上回った。活動当初は主に動画サイトで支持を得ていた和楽器バンドが、ジャンルの垣根を越えた活動の結果、全国的に、そして従来のファン以外の層にも支持を得たことが伺える。
来年2月には自身最大規模となる横浜アリーナでのライブや、オーケストラとのコラボレーション公演が控える彼ら。2018年の和楽器バンドにも目が離せない。
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